お悩み解決「一問一答」不登校解決現場レポート中学生の不登校子供の心理学

【今を前向きに捉える為に】不登校は”休む前の様子に気が付けるか”がポイント

 

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。

今、休校が続いておりますが、緊急事態宣言の解除に伴い登校再開される見通しが立ってきています。

ここ最近、不登校支援センターによくご相談いただく事例を紹介したいと思います。

 

不登校とは、本格的に休み始めてから対応するケースがほとんど

まず、長く不登校支援に携わっていて感じていることは、当然のことかもしれませんが不登校でご相談に来られる親御さんは、お子さんが本格的に休み始めてから来られることがほとんどです。

休んでもいないのに、不登校支援センターのような専門機関にかかるのはどうなんだろう?
と思われるのはもちろんのことですが、ここ最近は「まだ本格的に休んでないけど、その前に色々情報を取りに来ました」というご家庭が増えてきました。

 

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子どもが行き渋る → 親御さんは理由を聞く 

子どもは休む目的を達成する為の理由を伝える 

親御さんは休ませる or 行かせようとする

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例えば、上記のような一例で考えると・・・。

 

おそらく数日はご家庭で対応されて、行ったりいかなかったりを1、2週間繰り返し、連続欠席が3日~1週間続いたころから、まず学校やスクールカウンセラーにご相談されるケースです。

しかし、こうなるとすでに本格的に休み始めてからの対応になるので、子どもが気持ちも行動も頑なになってしまっていたり、親御さんも感情的に対応される方もいらっしゃいます。

 

不登校支援において、最も重要なことは「ケア」
直訳すると「予防」です。

お肌のケアや、車のメンテナンスなどもケアですが、本格的に壊れてしまう前に「予防」としてあれこれ策を講じますよね。

 

この予防という観点が不登校には大変難しいので、専門カウンセラーと一緒に進めていただくことをお勧めします。

 

行き渋りや、学校に対するネガティブ発言などなど、子どもが出すサインに気付いてあげることは、事前に親御さんが情報さえ持っていれば出来ることです。

不登校支援センターには、これまでに蓄積されたお子さんの行き渋りのサインに対する情報が膨大にありますので、それを是非お伝えして本格的に休む前に知っておいて頂きたいのです。

最後に

私としても、コロナウィルス感染拡大防止策による休校措置明けの、「登校再開時」にこれまでの生活が急激に変化すると、ストレスがかかり不登校という行動を選ぶ子が増えると予想しています。

5月~6月は毎年不登校が非情に増えるタイミングですので、是非今現在不登校でお悩みの方も、これから登校再開してスムーズに通えるのかご不安という方も、どなたでもお気軽にご相談下さい。

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