不要不急の際でも行えるカウンセリングについて
皆さん、こんにちは。不登校支援センター横浜支部の庄子です。
コロナウィルスの影響が全世界で猛威を振るっており、全国に緊急事態宣言が出されましたね。神奈川県も日に日に感染者が増加しており、先が見えない状態にありますが、皆さまお体ご自愛頂ければ幸いです。
実際、「カウンセリングには行きたいが、コロナに掛かるリスクを減らしたい」や「不要不急の外出をしないでと言われているので、遠慮します」と言った内容が多数寄せられております。
私達、不登校支援センターでも、クライアントの皆様の健康や安心安全が第一と考えて居る為、一人一人のニーズに合わせた対応を心掛けて行きますので、不安な際は担当のカウンセラーや事務局へご相談下さい。
今回は皆様の不安を安心に変える為の情報として、「不要不急の際でも行える不登校カウンセリングについて」に関してお伝えしようと思います。
不登校支援センターの不登校支援の種類とは
私達、不登校支援センターの不登校支援には大きく分けて3つの種類があります。
- 対面カウンセリング
- 電話カウンセリング
- 学業
です。
①対面カウンセリング
対面カウンセリングは文字通り、ご家族に各支部に直接足を運んで頂き、カウンセラーと向き合う形で進めて行くスタイルとなります。対面で行うことで、様々なキャッチボールが出来る為、不登校を支援する上では効果が出やすい方法となっております。
カウンセリング時間も基本は親御さんが40分、子どもが60分の為、たっぷりゆったりお話をすることが出来ます。実際に進めて行けば進めて行く程、「100分でも物足りない」と感じて頂くこともしばしばあります。
②電話カウンセリング
電話カウンセリングは電話もしくはSkypeを用いたカウンセリングとなります。遠方の方や子どもが外に出られない方、時間的に調整が行かない方が主に利用されています。しかし、最近はコロナウイルスの影響もあり、電話カウンセリングの頻度が非常に上がっております。
良く、「電話カウンセリングは効果がありますか?」としばしば聴かれることがあります。
答えは「はい」です。
先程、お伝えさせて頂いた対面カウンセリングと比べると何が違うかと言うと、「距離感」になります。
対面カウンセリングではカウンセラーとクライアントの距離感が約1メートル離れて居ます。しかし、電話カウンセリングの場合はその半分以下となりますので、クライアントの方によっては「近くて普段より緊張する」と言われることもしばしばあります。
また、電話カウンセリングの場合、回線の環境によって話のレスポンスに差が生じる可能性があります。
つまり、カウンセリングの効果自体に影響はあまりないと言えます。
③学業
3つ目は学業になります。学業の形態はカウンセラーのスキルに応じて変わりますので、カウンセラーにご相談下さい。
現在もオンラインによる学業を行っております。 緊急事態宣言が5月6日以降も延長される見通しですが、現状の子どもの様子を見て、親御さんはどの様に感じるでしょうか? 親御さんがおっしゃられる中で、
「今はすごく安定して穏やかな日々が続いているが、学校が始まると思うと不安になる」や「学校が休みだからずっとゲームをしている」
など、先行きが想像できない子どもの姿にうんざりしながら話される方がしばしばおります。
この様な場合でも「カウンセリングより復学にあたっての勉強が心配・・・・・」と思われる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?その様な方にも安心して頂けるよう、カウンセラーが学業を支援させて頂いております。
不要不急の際でも行えるカウンセリング
不登校支援センターでは、今まで通りの対面カウンセリングに加え、オンラインを活かしたカウンセリングまたは学業をしております。安定した復学に向けてはカウンセリング+学業が最も効果的となります。
現在の世の中を見ますと、家庭内暴力(DV)やゲーム依存など、学校や会社に行かないことでの弊害が各所で起こっております。 先行きが見えない中で不安しかない状態で生活することは耐え難いものです。この様な事態を少しでも軽くする中で、次につなげる支援を私達不登校支援センターはさせて頂いております。
学校や社会が再開する前に一度ご相談して頂くことを心からお待ちしております。