家のなかでも高められる、3つの幸せホルモンとは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
東京では3月末から外出自粛要請が出て、しばらくの間外でのリフレッシュができていないという方が多くいらっしゃいます。 電話やオンラインでのカウンセリングにおいても、家で過ごす時間が長くなり、気持ちが滅入っているというご相談が多い印象があります。
そこで本日は、人の気持ちを安定させたり、やる気にさせるための3つの幸せホルモンについてご紹介したいと思います。
3つの幸せホルモンとは?
「幸せホルモン」と呼ばれているものには、大きく分けて3つあります。
①セロトニン
1つ目が、セロトニンという、不安を和らげて安心した気持ちをもたらすホルモンです。
セロトニンを出すためには・・・
- 太陽の光を浴びる
- 軽い運動(体操やウォーキングなど)をする
- 朝食を食べる
- 体を使った日常動作(歯みがきや掃除など)をする
- 感情が高まることをする(映画や本をみる、人と話す、電話をするなど)
- 睡眠を十分にとる
このようなことが有効だと言われています。規則正しい生活と言われている動作には、人の気持ちを安定させる役割があるのですね。
反対にセロトニンが不足すると、イライラしたり、気持ちが沈んだり、不安な気持ちになりやすくなります。
②ドーパミン
2つ目が、ドーパミンという、人のやる気を出したり、意欲的・前向きな気持ちにさせるホルモンです。
ドーパミンを出すためには・・・
- 小さな目標をたくさん作る
- 目標が達成された時のごほうびを用意する
- 小さなことであっても自分で自分のできたことを認める、もしくは他の人に認めてもらう
- 運動する
- 好きな音楽をきく
- 普段接していない人と会話する
- 人と目をみて話す
このようなことがあてはまるそうです。ずっと家にいても「飽きる」というのは、このドーパミンの不足が関係していると言われています。
やる気や意欲を高めるためには、安心・安定な場面だけではなく、達成感を得られたり、多少の緊張感があるような場面も必要だということが分かります。
③オキシトシン
3つ目が、オキシトシンという、自律神経の働きを整えて温かい気持ちをもたらすホルモンです。
オキシトシンを出すためには・・・
- 仲のいい人と話す、連絡をとる
- 感謝、お礼をする
- 人のために何かをする(プレゼント、手紙、料理など)
- 好きなものを食べる
- きれいな景色を見る
- 好きな香りをかぐ
- 落ち着く音楽を聴く
- 動物とふれあう
このようなことが挙げられます。オキシトシンが高まると、ストレスに強くなるとも言われています。
このような状況下ではありますが、少しほっとできる時間を作るのも、ストレスを抱えこみすぎないために大切なのかもしれませんね。
さいごに・・・
本日は、家のなかで過ごす際に意識できる3つの幸せホルモンについてお話させていただきました。
外での息抜きが難しいときに、少しでも参考になれば幸いです。ぜひ1つ選んでやってみてはいかがでしょうか?
難しいなと感じられた場合には、電話やSkypeでのカウンセリングをご利用くださいね。
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