「〇〇からは学校に行くよ」という言葉の受け止め方とは?
こんにちは。
不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。
本日も面談でたびたびお聞きするテーマについてご紹介したいと思います。
「〇〇からは学校行くよ」
ご家庭での子どもとの会話の中で、学校の話題が出るとき、
「〇〇から(4月から、等)は学校行くよ」という言葉、聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
けれども、実際にはその日になっても学校へ登校することはしんどそうで、結局休んでしまうこともあるかもしれません。
そんな朝が続くと、いつしか親御さんとしても子どもの言葉を信じることもつらくなる時もあるかもしれませんね。
しかしながら、宣言通り、その日になったら登校を開始する子も実際にはいます。
では、私たちはこうした言葉をどのように受け止めたらいいのでしょうか。
ことばの奥にある気持ち
私たちも自分自身のことに置き換えて振り返ってみたいと思うのですが、私たちも人に何か言うとき、思ったことをすぐに反射的に口にするばかりではありませんよね。
- 「なんて言おうかな」
- 「これを言ったらどう思われるかな」
- 「黙っておいた方がいいかな」
いろんなことを考えながら話しています。
もちろん本心ということもあれば、そうではないこともあるでしょう。
子どもの言葉も一緒かもしれません。
子どもの言葉は今の子どもの気持ちを理解する大切なヒントになりますが、答えではありません。
そのことばを言った目的は?
子どもの言葉に耳を傾けることはとても大切ですが、その言葉の意味だけに振り回されてしまうのではなく、
「この子は、どういう意図で、この言葉を、「私」に、言ったのだろう?」
そんな視点で考えていくと、子どもの気持ちをより理解するきっかけになると思います。
子どもとの会話の中で、気になるやり取りありましたら面談でお聞かせくださいね。
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