ゲーム依存から抜け出したA君のお話①
こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。北海道ではとうとう冬が始まり、雪が降り始めました。
本日は表題にも上げました、ゲーム依存から抜け出したA君について、書いていこうと思います。
A君は中学校2年生、サッカー部に所属し成績も優秀でした。昨年の今頃までは・・・・・・
昨年の11月に誕生日を向かえたA君は誕生日プレゼントとしてプレイステーションを貰いました。
そこから彼の生活は一変します。
昼夜を問わず何時間もゲームに興じ、夜中までゲームを続け朝は起きられないといった生活になってしまいました。
そしてその悪循環が続き、学校に段々と通えなくなっていったとのことでした。
そこで親御さんも様々な策を講じました。
①ゲームの時間を制限する。
②口うるさく注意をする。
③お父さんが出勤時、ゲームを持っていく。
少しずつこのような、試みを親御さんは行っていきます。しかしその中で、次第に親子の関係は悪くなっていきました。
最終的にはゲームが元でお父さんと殴り合いのケンカにまで発展していき、警察沙汰になったほどです・・・・。
自室に引きこもりがちになってしまったA君
その後、A君は自室にこもるようになります。
4ヶ月間、自室から最低限しか出てこない・・・という状態で不登校センターに親御さんが相談にいらっしゃいました。
お父さんお母さんも非常に疲れた様子で、ゲームを与えたこと自体を後悔し、A君を病院へ入院させることも考えているとのことでした。
A君とのカウンセリングに入るためには、いくつかのハードルを越える必要があります。
そちらに関しては次回のブログにて、お話をしていきたいと思います。
関連ワード: SNS , カウンセリング , ゲーム , ゲーム依存 , 不登校 , 不登校カウンセリング , 不登校支援センター札幌支部 , 引きこもり , 親子喧嘩 , 親子関係