親の言うことを聞かない子どもとの関わり方とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
寒い日が続くようになり、温かい食べ物が恋しい季節となってきましたね。
さて、カウンセリングの中では、子どもとの関わり方について、
- 必要なことを伝えているのに、子どもが聞いてくれない
- 今後の話をすると、子どもに反発されてしまう
といったお悩みをお聞きすることがあります。
そこで本日は、親御さんの言うことを聞かない子どもとの関わり方をテーマに、お話させていただきます。
子どもが言うことを聞かない時とは?
学校へ行っていない子どもに対して、親御さんが
「○○はやっておいた方がいいんじゃない?」
「学校に行けないなら、せめて○○をしてみたら?」
「フリースクールや通信をみてみる?」
などとお声かけをするものの、子どもから返事が返ってこない(もしくは反発されてしまう)・・・。
子どもの話す「学校へ行かない理由」への対応策として、親御さんが
「勉強が不安なら、塾に行ってみたら?」
「教室が怖いなら、保健室はどう?」
「苦手な子がいるなら、その子と関わらないようにしてみたら?」
などと提案するものの、子どもがその通りにしない・・・
こんなことはないでしょうか?
このような時、親御さんからすると、
「どうしてこの子は言うことを聞かないのだろう??」
と感じられることもあるかと思います。
そこで、言葉や態度の裏側にある気持ちから、コミュニケーションを振り返ってみます。
言葉の裏にある気持ちとは?
上記のような声かけをされている親御さんの気持ちとしては・・・
- 子どもの将来への不安
- 少しでも状況を変化させたいという気持ち
- 親として何とかしなければという焦り など
言うことを聞かない子どもの気持ちとしては・・・
- 自分のことを責められているような感じがする
- 先のことまで考える余裕がない
- 今は自分の気持ちや考えを尊重してほしい
などがあるかもしれません。
上記はあくまでも一例ですが、改めて
◆親御さんご自身の気持ち
◆子どもの状態や言葉の受け止め方
を振り返ってみることで、本当に伝えたい部分は何かが明確になったり、より伝わりやすい工夫がしやすくなるのではないでしょうか?
また、どのような気持ちのコミュニケーションが起こっているかを考えていくことで、関わり方の糸口がみえてくるかもしれません。
最後に…
子どもによって、考え方や言葉の受け止め方はさまざまです。
どのようなタイミングで、どのような伝え方をすることでよりスムーズな関わりができるのか、お悩みの際は、お気軽にご相談くださいね。
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