反抗期の子どもを持つ親として知っておくと役立つ知識
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
夏の終わり、まだまだ暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本日は、お母さんお父さんの悩みの種、反抗期の持つ意味について、お話させていただきますね。
「反抗=嫌い」ではないということ
子どもが中学生ごろになってくると、
- 「前はもう少し素直に話を聞いていたのに、最近は反抗ばかりで・・・」
- 「何を言っても怒るので、うかつに話しかけられなくて・・・」
といったお悩みを持つ親御さんも多いのではないでしょうか?
カウンセリングのなかでは、親御さんが「反抗期に悩まされていて・・・」とおっしゃる一方、
子どもからは、
「最近親にあたっちゃうんですよね、申し訳ないとは思ってるんですけど・・・」
なんていうお話が出ることもあります。
子どもの話を聞いていると、「反抗=嫌い」ではない場合が多く見られるのです。
それでは、どうして子どもは反抗するのでしょうか??
反抗は自立心のあらわれ
思春期ごろになると、
「自分で自分のことを決めたい!」という気持ちや、
「他の人とは違う、自分なりの考えがきちんとあるんだ!」という気持ちが高まっていきます。
お父さん、お母さんとは違う「自分」を確立しようと精一杯なために、お父さんお母さんの意見を拒んでしまうことがあるようです。
そのため、反抗期の子どもは、
「自分」を確立したいという思いから、大人の言ったことに盲従することを恐れている
とも捉えられます。
- 友達に心配されるのはいいけど、親には心配されたくない
- 大人から命令されるのはいやだ! ・・・等、
「子ども扱いされたくない!」、「一人前扱いされたい!」という気持ちが強くなっているのですね。
ただ、親御さんに頼らなければできないこともまだまだ多い・・・
そんな葛藤や、ホルモンバランスの乱れも、この時期のイライラの要因になっているようです。
最後に・・・
今回は、発達のなかでの反抗期の意味についてお話させていただきましたが、
反抗の持つ意味は、子どもによって、状況によって異なっています。
お悩みの際には、お気軽にご相談くださいね。
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