【新学期】子どもへの対応で意識する3つのこととは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
早いもので、そろそろ夏休みが終わりを迎えますね。
皆様のご家庭ではどのような夏休みを過ごされましたでしょうか。私は地元北海道で涼しい日を過ごしてまいりました。
残暑が続くかと思いますので、皆様ご自愛くださいね。
いざ始まる新学期、子どもの様子は?
これから夏休みを終わりを向かえ、新学期、または、前期の終盤を迎えることになります。
現在の子どもの様子はいかがでしょうか。
今回は、休み明けに注意いただきたい子どもの様子についてお話しますね。
毎年、9月半ばから、10月にかけて以下のようなご相談が非常に多くあります。
- 「休み明けからは行くと言っていたのですが、いざ夏休みが終わると、色々な理由をつけて学校へは行かないのです」
- 「2学期が始まった当初は頑張って登校していたのですが、突然行かなくなってしまって…」
- 「学校は行っているのですが、朝になるたび『行きたくない』と渋ることが多くなって」
等のご相談を多くお聴きします。
親御さんとしましても、休み明けは非常に緊張や、不安、期待など、様々なお気持ちで迎えられると思いますが、子どもも同じように、様々な気持ちで休み明けは迎えます。
ですので、上記のような状況が発生し、ご相談にお越しになられるケースが非常に多くなるのです。
どうしていいのかわからない・・・
先ほどのようなご相談内容に共通しているのが、
「どうしていいのかわからない」
というお気持ちやお言葉です。
きっとこちらのブログを読まれている方にも、そのようなお気持ちをお抱えではないでしょうか。
では、そのような状況や気持ちになった時にはまずどうすれば良いのでしょうか。
①子どもの様子をよく見て振り返ってみてください。
先ずは、子どものへの対応を考えるために、
- 子どもはどういうことを話しているのか
- 以前と比べて子どもの様子に変化はあるのか
- 今現在どのような状況なのか
といった事を振り返ってみてください。
②親御さん自身のお気持ちや感情を落ち着かせてみてください。
子どもに一番近いのは親御さんですし、接していく時間が多いのも親御さんですよね。その方自身が、感情的になってしまい、あれやこれやと、様々な対応をしてしまうと、子どもにとって逆効果となってしまう可能性もあります。
ですので深呼吸や、運動など、何か落ち着けることをするなど、親御さん自身のケアも怠らないでくださいね。
③専門家への相談を検討してください。
親御さんだけでも不登校への対応や、子どものケアをすることは出来ます。しかし、親子の間では感情や主観が強く出すぎてしまい、状況を客観的に捉えられずに、解決まで遠回りをしてしまう可能性があります。
第三者に状況を客観的に見ていただき、その上で対応を考えることをオススメします。
最後に・・・
夏休み明けの時期は、これまでのカウンセリング経験の中でも、特にご相談が多い時期だと感じております。実際、データで見ましても、ご相談件数はとても多くなります。
というのも、「困った」という方が非常に多くなるからです。
ですので、
- 「困った」時ほどまずは出来る限り落ち着く。
- 今何を意識すべきかということを考えていく。
これが「困った」事の解決の近道ですので、今回のことを実践頂ければ幸いです。
当センターに夏休み明けから来られた方からは、
「もっと早く相談すればよかったと後悔しています」というお声を多くいただきます。
ですので、まずはご相談いただき、我々もお力添えできればと思っております。
それでは、お待ちしております。
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