不登校解決現場レポート子供の心理学

【重要】子どもが夏休みに入る時には1学期を振り返ってますか?

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。

いよいよ1学期も終わり、夏休みとなりますね。1学期を振り返ってみて、子どもの様子はいかがでしたでしょうか。

子どもは1学期をどのように受け止めているでしょうか?

1学期を振り返ってみたとき、子どもによって状況は様々かと思います。

  1.  始業式から終業式まで、がんばって行くことができた子
  2.  4月は行ったけど、ゴールデンウィーク明けから休みがちになった子
  3.  4月は休みがちだったけど、ゴールデンウィーク明けから徐々にペースをつかんだ子

ここにあげた以外にも様々な状況があると思います。

そして、今回は特に「2.4月は行ったけど、ゴールデンウィーク明けから休みがちになった子」について考えていきたいと思っています。

4月は頑張って登校していたけれども、今年のゴールデンウィークは10連休と長かったので、その長い休み明けに調子を崩してご相談に来られるご家族がとても多かった印象があります。

そして、こうした1学期を過ごした子どもは、今どのように1学期を振り返っているでしょうか。

「ゴールデンウィーク明けはしんどくなったけど、4月はけっこう行けたから自分なりには頑張った」

と感じているでしょうか。

それとも

「4月はけっこう頑張ったけど、ゴールデンウィーク明けから休んでしまった・・・」

と感じているでしょうか。

自分の頑張りに気づくことの大切さ

夏休み明け、子どもが少しでも余裕を持って迎えるためには、「自分なりには頑張った」と子どもが実感していることが大切だと感じています。

というのも、人は何かにチャレンジしようとするときに、「自分にも出来るかも!」という期待を持てると、大きなモチベーションにもなります。

反対に、できなかったという思いは「またやってもダメかも・・・」という思いにつながり、それは不安となり、モチベーションを奪ってしまうことにもなりかねません。

ですので、この夏休みに入る時期には1学期を振り返り、出来る限り、自分なりに頑張ったことをもう一度おさらいすることが、「自分にも出来るかも!」という思いにつながっていきます。

そして、それはこれから自分がチャレンジしていこうとするときの大きな支えにもなります。

出来る限り自信を持って、夏休みに入り、夏休み明けを迎えること

しかし、1学期後半は疲れもたまってくる子もいるので、自分なりに頑張ったことに目を向けるのがなかなか難しい子もいます。

そうしたときには面談でも、改めて1学期を振り返り、自分なりに頑張ったことのおさらいに一緒に取り組むこともしています。

その頑張りは、目に見えるもの、目に見えないもの、それぞれあるでしょう。自分では気づきにくいことでも、周りから見ていると気づきやすいこともありますよね。

だからこそ、周りからのサポートも子どもにとって大きな力となりますので、面談でも一緒に振り返っていけたらと思います。

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