子どもがカウンセリングに来なくても(親御さんのみで)面談に来ていただきたい理由とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
初回面談でお話する親御さんの多くから
「子どもにカウンセリングを受けてほしいけど、子どもは行きたくないと言っている。どうすればいいのか。」
という声をお聞きします。
特に最初は、カウンセリングに行きたくない子どもが多いです。
子どもとしてはカウンセリングと聞くと、
- 「学校に行けないことを責められるのではないか?」
- 「無理やり学校に行かされるのではないか?」
- 「カウンセリングに行っても何も変わらないだろう」
そんな思いがあるのかもしれませんね。
実際、不登校支援センターに始めて来られるご家庭は、最初から積極的に受けたいと思う子どもはあまり多くないのが現状です。
親御さんが面談をするメリットとは?
そんなご家庭は、無理して子どもを連れてくる必要はありません。
不登校支援センターでは、親御さんのみでも面談に来ていただくことのメリットはたくさんあると考えています。
例えば・・・
- 不登校支援センターが今まで経験してきた不登校事例の中から、ご家庭と似たような事例を紹介。
- 似た事例がどのような道筋を通って解決に向かったかを参考にしていただける。
- 子どもの状態をカウンセラーがくわしくお聴きし、ご家庭の中で試していただきたいこともお伝えできる。
などをカウンセラーとお話しすることで、親御さんが抱える子どもの不登校についての不安を、少しでも小さくすることが期待できるからです。
親御さんのみの面談の目的とは?
親御さんとカウンセラーの一対一の対話をヒントに、親御さんに子どもの不登校について、道筋を見つけてもらえるようになることが、一つの大きな目的だと思います。
親御さんの不安が少しでも小さくなることで、「子どもと落ち着いて喋れるようになった」ということもよくお聞きすることです。
子どもの不登校について、何がご不安なことがある方は、まずは初回面談にお越しください。
カウンセラーに子どもの様子について、お伝えいただき、支援計画を練っていきましょう。
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