【危険!?】大人のひきこもり問題と不登校との関係性について
こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。
6月に入り、札幌ではよさこいソーラン祭りも始まり、初夏を迎えようとしています。
昨今、ニュースになっている大人のひきこもりの問題、関連した事件など毎日ニュースを賑わせていますね。
今の時期は新学期が始まり、環境にも慣れ始めたところで不登校状態になる子どもが多い時期でもあります。そんな中、このようなニュースを見聞きされ不安を抱いて当支援センターにご相談にいらっしゃるケースが増えてきています。
不登校状態の子どもを見ていて「ウチの子もそうなってしまうのではないか?」そんな不安なお気持ちをこの頃カウンセリングではよく耳にします。
ひきこもりとは何なのか?
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流はほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める。≪厚生労働省≫
とあります。世間を賑わせているいたたまれない事件が起き、「ひきこもり」というキーワードが出てくると不登校と言う問題とどうしてもリンクしてしまいがちな傾向が、各メディアの報道内容からも感じ取れます。また、情報番組等でコメンテーターの言う事もかなりばらつきがあり
- 専門家(病気の疑いなんらかの障害)があるために相談を早めにすることをオススメする
- 家族の関係を見直す
- 本人に置かれている苦しい状況を理解してあげる
などなど、様々な意見があります。
様々な情報の全てが間違っている訳ではありません。
どのように本人の状況、状態を見極めてあげるのかが大きなポイントになります。
しかし、この状況、状態を見極めることがご家庭内では時に難しいことがあります。四六時中、子どもと近い距離に居る事で、見えなくなることであったり、先入観が強くなることで、それが間違った支援に繋がってしまう可能性があるからですね。
不登校=ひきこもりという事ではありませんが、期間が経ってしまうと復帰への道は険しくなっていくことから、早め早めの対処が肝要となります。
ご家庭での困りごとなどありましたら、お気軽に最寄の不登校支援センターへご相談をください。
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