【良くある質問】カウンセリングは両親揃って受けた方がいいですか?
こんにちは。不登校支援センター東京支部の椎名愛理です。
今日はカウンセリングの中で、よく頂く質問について考えたいと思います。
カウンセリングの中で、よく頂く質問について
- 「夫は仕事が忙しく、カウンセリングに来ることが難しいのですが…」
- 「夫婦で休みが合わず、日によってどちらが来談するか分からないのですが…」
といったお声をよく伺います。
不登校支援センターでは、学校や社会といった環境の中で葛藤や不安を感じている子ども、そしてそのご家族のカウンセリングを行っています。
『子どもだけではなくて、家族も?』
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私たちは『家庭が社会の最小単位』だと考えています。
そのため、小さな社会=家庭の中で生活する子どもだけでなく、その社会そのものであるご家族にもより気持ちよく生活するためにどのよなことができるか一緒に考えていきたいのです。
では、両親揃ってカウンセリングに行かなくてはいけない?
このようにお話しすると、
- 『家族全体で、つまり両親そろってカウンセリングに行かなくてはいけないの?』
- 『予定が合わず、どちらかだけで参加するのでは効果がないの?』
といった疑問がわきますよね。
勿論、ご両親の予定が合い、一緒にいらっしゃる事ができれば、お二人の意見を同時にお伺いすることができます。ご両親とはいえ、お二人からみた子どもの様子、性格となるため、私たちカウンセラーが頂く情報も2倍になるのです。
しかし、どちらかお一人だけであっても、カウンセリングを行うことができます。
参加できなかったお一人が気付かれた点を、カウンセリングの際に伝え聴くことでも、ご家庭内での子どもの様子を想像することができます。
また、情報共有が難しい場合、
『もし夫なら(妻なら)こう見ているかもしれない』
といったように、参加できない方の目線になって「相手ならこう感じているかも」という情報でも構わないのです。
このように相手の立場に立って考えると、自分や相手の感じ方や考え方の癖が見えて、はっとすることもあるものです。
カウンセリングの進め方はご家庭によって様々です。
ご両親のタイミングが合わなくても、できることは沢山ありますのでご安心くださいね。
では、どれくらいのカウンセリング頻度がいいのか・・・。
もしご両親で参加できない場合、どのようにカウンセリングを進めていったらいいのかなど、私たちカウンセラーと一緒に考えてみませんか?
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