【考察】不登校状態が長引いて何の変化も見られないと感じた時の乗り越え方
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
本日は、「子どもの不登校、なかなか変化が見られないご家庭にお伝えしたいこと」についてお話しを進めていきたいと思います。
不登校状態が長引いて…同じ状態が何日も続いている…
不登校状態が長引いているとき、毎日が同じことの繰り返しで、
- 「いつまでこの状態が続くのだろうか・・・」
- 「このまま何もしないでいいのか・・・」
- 「このままの状態がいつまで続くのか・・・」
とご不安になられる親御さんのお話をよくお聞きします。
質問です。本当に何も変わっていないでしょうか?
不登校が長く続いている子どもは、毎日ゲームばかりしている、布団に包まったまま起きてこないという状態が何日も続いていて、全く変化が見られないということを親御さんからお聴きすることがよくあります。
ここで親御さんに、カウンセラーから「本当に変化していないのか、その状態になってから今まで、本当に何も変化していないか」と、さらに詳しく様子を伺っています。
そうすると、学校に行くようになったという大きな変化は無くても、子どものご家庭の中での小さな変化に気がついてくださる方が多いです。
大きな変化と小さな変化に気づいてますか?
学校に行っていなかった子どもが学校に行くようになった。
これは大きな変化ですね。
しかし、そこにいたるまでに、本人の中では、小さな変化がたくさん起きているのだと思います。それは、行動や言語に出る前の、心の中の変化も含みます。
子どもは小さな変化が起きても、言葉や行動に表さないことがあるので、周囲は気がつきにくいです。しかし、本人の中では心の中ではいつも何か小さな変化が起きているのです。
行動の変化が起きるには、小さな変化の積み重ねがなくてはなりません。
いきなり、学校にもう一度行くという状態になるのではなく、小さな変化がその過程にあるということですね。
良い変化が起きたときには、そこにしっかり気づいてあげて、適切な形で褒めてあげるということが大事となってきます。
家族だけで抱えこまないこと
しかし、子どもとずっと一緒に過ごしているご家族は、子どもの小さな変化には気がつきにくいことがよくあります。
だからこそ、大きな変化がないことをご心配されているご家庭は、どこかに相談し、改善に向けて第三者と連携していくことが大切なのだと思います。
ご家族だけで抱え込まず、誰かに相談することで、解決に向けて、大きな一歩となるかもしれません。
不登校支援センターでは50分間の初回無料のカウンセリングを行っています。
まずは子どもの様子、ご家族の思いについて話してみてくださいね。
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