不登校解決現場レポート中学生の不登校子供の心理学

【専門家が解説】中学時代を不登校で悩んだ子どもが単位制高校でリスタートを試みる場合について

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。

今日は、高校受験の際に、最初から通信単位制高校を選ぶ中学生が増えていることについてのお話しをしたいと思います。開示許可を頂いたとあるご家庭の例をご紹介させていただきますね。

高校進学の際「最初から単位制高校を望んで入学する」子ども

このご家庭は中学校2年生の男の子が不登校支援センターのカウンセリングに通っていました。この男の子は現在高校1年生で、通信単位制高校を選択し、2019年度を迎えています。その子は、カウンセリングで中学校のときから、「僕は、全日制高校というシステムは自分に合わないと思う」と常々話していました。

そして、中3に上がった頃から自分の卒業後の進路を考える為に、大阪府下にある通信単位制高校に、私と一緒に数多く見学や説明会に出向きました。

その中から、自分にあったペースで通える高校を見つけることができ、結果現在その学校に週2回、3時間ずつ通うことが出来ています。

もちろん最初は、学校に対する緊張感や抵抗感が非常に強かったです。

しかし、カウンセラーと一緒に様々なストレスに対して、事前にどのように認知し行動しやすいのかを想像し話し合っていたことで、感じたストレスに様々な対処バリエーションをもって対応できました。(その中には、学校を休むという対処行動も含めています)

そして自分が行くと決めたペースに関しては、大きくペースを崩すことなくこの時期まで頑張ってこれました。

登校を続けてこれたのは何故なのかを本人と振り返った時に、

「入学時の作文に書いたことを、そのまま実践出来ているから、自分のことを出来た・出来ないということだけで評価(自己評価)することをしなくなった。」

ということを話してくれました。

これは、入学時に書いた作文を記載しています。

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私が〇〇高校に入ろうと思ったのは、中学生のときに自分のなりのペースで3年間頑張ってきたことに理由があり、そのペースを急に変えることなく引き続き少しずつ自分のペースでステップアップしていきたいと考えたからです。

相談していた先生とも、急にペースを増やすことはこれまでやってきたことが続けられなくなる可能性があるということを聞き、それであればどんな高校が自分には向いているのかを考えたときに、〇〇高校で頑張って行きたいと思いました。

入学した後は、登校や課題レポートをすることにまず慣れていき、その後にサークル活動や同級生との関わり、イベントへの参加などを考えて行きたいと思います。

そしてこの学校での3年間でしっかり毎日生活するリズムを自分で掴み、高校卒業後の将来に向けて安心して向き合うことが出来るように準備していきたいと思います。

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この作文からお伝えしたいことは、

  • 登校ペースや感じるストレスに対して、事前にしっかり話し合いができていた。
  • 計画通りのペースで高校が始まったことで、感情的に「もう行きたくない!休む!」というような、予想だにしなかったストレスを感じることは起こっていない。

ということです。

最後に…

もちろん、この子は高校に入ってから様々なストレスを感じています。

ただし、非常に冷静に一つ一つの

  • ストレス
  • 不安
  • 悩み
  • ネガティブに考えてしまうこと 等

これらを、客観的にカウンセラーとシェアし、一緒に対処を模索することで、大きく調子を崩すことなくここまで続けてこれているという部分があると感じています。

このブログ記事をご覧頂いた方で、子どもが高校入学後うまくいっていないとお悩みの方がおられましたら、是非一度不登校支援センターのカウンセラーにご相談頂ければと思います。

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