新学期から子どもが不登校になった時の親の対応とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
新学期が始まり、子どもが不登校に・・・
これまで多くの方と不登校支援センターでの面談を行い、沢山のお話を聴いてきました。
やはり子どもが不登校になり、「どのように対応したら良いのか分からない」というご相談が多くを占めております。
当然と言えばそうなのですが、対応についての相談としては共通でも、そのときの親御さんの感情はそれぞれなんですね。
- 焦っている
- 憤りを感じている
- 悲しい
- 周りからどのように見られるか不安 等
様々な感情やお気持ちを持たれて相談にお越しになります。
その中でも多く出てくる話題として、
「どのように対応すべきかわからない(わからなくなってしまった)」
「今すべき対応が知りたい」
ということです。
いざ迎えた新学期で子どもが学校へ行かないという行動をとってしまうと、混乱されてしまうことは本当に理解ができますし、途方にくれてしまう方も多くいます。
ですので、まずは、どういったことを心がけていただきたいかといいますと・・・
【闇雲に対応をしないことが】大切です。
子どもの性格や、抱えている事柄によってすべき対応は大きく異なります。
混乱している中で焦ってしまい、すべきではない行動をとってしまうと、状況がより悪化してしまう場合もあります。
闇雲に行動せず、まずは子どもの様子をよく見ていただければと思います。
すべき対応とは?
子どもが不登校になってしまったとき、闇雲に行動しないことが大切です。
では次に、すべき対応は何かということをお話したいと思います。
先ほどもお話しましたように、子どもの性格や、抱えている事柄によってすべき対応は大きく異なるため、具体的なことまではお伝えすることは難しいのですが、
まずは、親御さんが冷静に近い状況になっていただくことが大切です。
これまで親御さんからのお話しをお聴きしてきた中で、感情が高ぶっているときにする対応は大概は上手くはいきません。
ですので、極力冷静に近い状況まで、親御さんが自分自身を律してみてください。
そうすると、子どもの状況がフラットに見やすくなり、何が起き、どのような状況なのかを知りやすくなります。
子どもの様子を知ることは、すべき対応に近づける1歩です。
なので、じっくり子どもの様子を見ていただきたいと思います。
次に、聴くということです。
これは、理由を聴いてくださいということではありません。
子どもが今どのような気持ちや考えを持っているのかを聴いてあげて下さい。
中には、はっきりと答えない子どもも居ると思いますが、その時は無理に聴きださず、「話したくなったら話してね」と言うように、対応してあげてください。
このポイントで重要なのは、どのような言葉を掛けるのではなく・・・
どのように親(家族)に対し、安心感を持ってもらえるかということです。
不登校が悪化してしまう要因の中に、子どもと親御さんの関係性の悪化が多くあります。
そのため、親御さんとの関係性を良好に保つことがすべきこととしてはとても大切ですので、意識してみてください。
最後に・・・
くどいようですが、
- 子どもの性格
- 抱えている事柄
これらによってすべき対応は大きく異なります。
そのため、「効率的に対応を進めていきたい・考えていきたい」と言う方や、「そもそもどうしていいのか分からない」と言う方は、当センターにお越しください。
我々も、状況の悪化を防ぎ、少しでも早くふさわしい対応をできるようご支援させていただきます。
まずはお問い合わせからでも構いませんので、一度ご相談くださいね。
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