今すぐ出来る!子どもへの【寄りそい方】とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
穏やかな風が吹き、春らしい季節となりましたね。
さて、新学期が始まりました。
慣れない環境のなか、不安や心配、疲れ・・・等々を感じている子どもも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そうした子どもに「寄りそう」ということについて、考えていきたいと思います。
子どもに寄りそう。ってどうゆうこと?
「子どもに寄りそう」
よく使われるフレーズではありますが、
具体的にはどのようなことがあてはまるでしょうか。
例えば・・・
- 子どもの言葉に耳を傾ける
- 子どもの言葉や行動を否定せず、そのままに受けとめる
- 子どもの気持ちを汲み、温かく接する
などが思い浮かんできます。
自分の考えや気持ちをおだやかに聞いてもらえると、もやもやとしていた気持ちを整理できたり、少し自信がでてきたりしますよね。
子どもも、寄りそってもらうことで、自分の気持ちを整理しています。
不安な気持ち、いらいらする気持ちなどを親御さんに受けとめてもらうことで、
子どもは、
- 安心したり
- 自分の気持ちが整理できたり
- 前に進む自信や勇気が生まれたり
- 他の人に対して寛容になれたり 等
といった経験をしているのです。
こうした理由から、寄りそうことが大切だと言われているのですね。
ただ、常に子どもと寄りそうというのは、なかなか難しいものです。
親御さんとしては、長い時間子どもと顔を合わせていたり、お仕事や家事などで疲れていたりすると、「寄りそう」ことが難しいこともあるかと思います。
また、時には、ただ寄りそうばかりではいけない場面も出てきますよね。
そこで、意識して寄りそう時間を作ることが大切になってきます。
無理のない「寄りそう時間」をつくってみる。
- 「この10分は、子どもが何を感じているのか、ゆったりと話を聞いてみよう」
- 「この15分は、子どもの言葉に口をはさまず、意見をじっくり聞いてみよう」
10分でも、15分でもいいのです。
親御さんが余裕を持ってできそうな範囲から、意識して「寄りそう時間」を作ってみてはいかがでしょうか。
子どもの気持ちや考え方について、新しい見方ができるようになるかもしれません。
最後に・・・
どのように寄りそうことがいいのか、といったことは、子どもによって、ご家庭によって様々です。
いつ、どのように寄りそうことができれば、より子どもの自信につながるのか。
迷われたときには、ぜひ不登校支援センターでご相談くださいね。
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