【不登校】「入学・クラス替え」から考える親の取るべき3つの行動とは?
こんにちは。不登校支援センター横浜支部の庄子大貴です。
各地で桜の開花の知らせが届く時期となり、心も軽やかになる季節となりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?
春は別れと出会いの季節ですね。4月は環境が一変し、大人も子どもも一番神経を張る時期でもあります。
特に、学校に通うとなると「クラスはどんな顔ぶれだろう?」「担任の先生は誰だろう?どんな人だろう?」と期待や不安が入り混じると思います。そして、現実がどうなるかによっては学校へ向かう足取りが軽くも重くもなるのでは無いでしょうか?
今回は環境の変化から不登校になった子どもや環境が一変しても不登校が続いている子どもをお持ちの親御さんに向けて、今だからこそ取るべき3つの対応をお伝えしたいと思います。
①「私が何とかしないと!」は一旦落ち着かせましょう。
子どもが不登校になりそうな状況になったり、「4月からは学校に行く」と言っていたのに行く気配がなかったりすると、親御さんとしてはとても心配されると思います。そして、この状況をどうにかしないといけないと余計に思われるのではないでしょうか。
「私が何とかしないと!」と考え、子どもに強いアプローチをしてしまう親御さんは多いと思います。
しかし、この「私がなんとかしないと!」という行動を繰り返してしまうと余計に焦りが生まれます。そして子どもは親のことを「理解してくれない人」と思ってしまいやすくなります。
だからこそ、いったん立ち止まった上で、親が取るべき行動を見直すことがとても大切になります。
不登校が長くなる原因には「親子関係の修復の難しさ」があります。
親子が敵対関係になることは避けたいですよね。
②担任の先生に直ぐ相談をしましょう。
入学直後やクラスが変わったからこそ、先ずは担任の先生に相談してみましょう。
不登校対応では「家庭で何とかしなければならない」と思うことで、先程の①でご説明した親子関係の悪化をはじめとする良くない展開になりやすいです。
しかし、親御さんの中にはもしかしたら「学校に頼むのは親としてどうなのか?」と考え込んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんよね。
当然、親御さんとしてのプライドもあると思います。そのプライドを持った状態で良いので、担任の先生がどの様に不登校の子どもへ対応してくれるかについて、話だけでも聴きに行ってみていただきたいと思います。
「家族だけで解決しようとしない」という、こちらの意思を示すことが状況を変える一手となります。
③専門的立場の人に相談しましょう。
不登校を対応する際、周りと比べたり「私が」となってしまったりと感覚として孤立するケースが良く見られます。
インターネットや書籍を読み漁り、不登校に関する知識だけが膨大になってしまい、「自分らしさ」が分からなくなってしまうこともあるかもしれません。
そしてインターネットや書籍から得られる不登校の知識には、「実際にその子どもの本質がどんなものなので、その場合はどうしたらいいのか」といった、その子どもにあわせた方法が適確に書かれていることは無いですよね。
だからこそ、専門的な立場の方に相談をする中で、「今すべきことは何か?」を確認して行くことが大切です。
「百聞は一見にしかず」
は不登校支援においては
「一見は百聞にしかず」
と言えます。
しかし、親御さんとしてもそのやり方が合う・合わないがあると思います。
一番は親御さんが違和感なく子どもと接して行けるやり方が大切になりますので、相談先は選んで頂ければと思います。
不登校支援の専門的立場から皆さんを支援させて頂きます!
不登校支援センターではそれぞれの親御さん・子どもに対応した支援をさせて頂いております。
その為、インターネットや書籍には書かれていない独自の不登校支援をお伝えさせて頂いておりますし、事例も多くあります。
また、不登校が進むに連れると、親御さんはどんどん困るのですが、子どもはどんどん困らなくなる傾向もあります。そうならない為に、早めの対応をオススメしております。
先ずは初回面談(50分)にお越し頂く中で、今何をすべきなのかを確認してみませんか?
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