「今日も休みます」学校への連絡が毎朝しんどい・・・そんな親御さんへ
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
日々のカウンセリングで、ご相談に来られている親御さんからこのようなお話があります。
「毎日毎日、先生への今日も休みますという連絡がしんどいです」
子どもが不登校になったときによく話題になるのが、学校への毎朝の連絡についてです。
朝のこの時間は、親御さん自身もお仕事に行かなくてはいけなかったり、別の用事をしないといけなかったりと、本当にバタバタした時間帯なのだと思います。
そこに「学校今日も休みます。」の一言を入れるだけでも少し手間だと思いますし、さらに電話で先生から、
子どもの様子や、休みの理由を聞かれるとなるとさらに気が重たくなる方も多いのではないでしょうか。
毎朝の連絡が気が重たいと伝えてくださったあるご家庭では、数か月間、子どもが学校に行っていない状態が続いており、親御さんも先生も、子どもがしばらく学校に行けないことは分かっていました。
しかし、毎日連絡しているからということで、親御さんは朝8時までに毎日の日課として先生に連絡を入れているという状態でした。
その後のカウンセリングで
この親御さんは先生と朝の連絡について、話し合いがあったとお話しをいただきました。
学校側の意見は・・・
- 朝の連絡は学校側が子どもの様子を知ることで適切なサポートを行っていくために必要。
- しかし、頻度については、もう少し減らしてもいい。
ということになり、週に一度の月曜日に子どもの様子について詳しく連絡をするということに落ち着いたとのことでした。
親御さんとしては、週に一度の電話で、一週間分の子どもの様子をしっかり伝えようという意識になり、気持ちも楽になったとお伝えいただきました。
学校側と相談し、無理のない範囲で
もちろん、学校として「休む際には必ず朝連絡をする」ということをルールにしているところもあると思います。そのため、学校側との相談が必要なことが多いです。
学校の先生と相談し、無理のない頻度で状態を共有し、親御さんの心の余裕を作り出すことによって、家族・学校双方にとっても、子どもを適切に支援することにつながると考えられます。
もし、子どもの状態について、気になることがあればカウンセラーにもぜひご相談くださいね。
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