不登校の子どもに掛けるべき「言葉」とは?
こんにちは。不登校支援センターの横浜支部の庄子大貴です。
1月はほとんど雨が降らず乾燥が続いた1月でしたね。また、インフルエンザも過去最高の患者数を記録しました。大人も子どもも、健康第一に過ごして頂ければと思います。
今回は「学校に行かない子どもに掛けてあげたい言葉」と題して、お話を進めて行ければと思います。
学校に行かない子どもに対して、どの様な言葉を掛ければ良いのか?
子どもが学校に行かないことに対する、学校・親・地域の立場それぞれの言葉掛けは大きく変わると思います。特にその子どもと近い関係性の人が言葉を掛けるときは「その子どものことを思って」ついつい色々なことを言ってしまいますよね。
例えば・・・
- 学校に行った方が良いよ。
- 何故、学校に行かないの?
- 休みすぎることは良くないよ。 など
が上げられます。しかし、不登校対応についてインターネットや本などで調べると、「上記のようなことを言うことは「ダメです」」と書かれていることが多いように感じます。確かに、このまま伝えてしまうのは子どもにとって「目的」が見えないので、
- 学校に無理矢理行かせようとする。
- 何か理由が無いと学校を休んではいけないの?
- 別に誰にも迷惑は掛けていないのに。 など
子どもとしては大人に対して反感や不信感に繋がりやすくなります。
こういった気持ちが募れば募るほど、子どもは周囲との会話が少なくなり、周囲は対応の仕方が分からなくなることで、家庭の中や先生との居心地が悪くなる傾向に発展しやすくなります。
「子ども目線」に立った言葉の投げ掛けを心掛けましょう。
では、どの様にすれば親御さんの本当に伝えたい「学校に行って欲しい」に繋がるのか考えてみましょう。
ここで、皆さんに質問です。
現在の子どもの状況を見たときに、子どもは学校に行けば頑張れそうですか?
私がカウンセリングにおいて特に意識していることは「勇気付けの言葉掛け」になります。
勇気が出るためにはその子どもの何が良い所か?どの様にすれば良い所を伸ばせるのか?を意識して伝えます。
私が高校の現役教師の時に、不登校生徒に声を掛けるときは上記のような「勇気付け」を意識した声掛けをすることで関係性を作ったり、学校に来ることを誘導したりすることが出来ました。
実際に支援する側が「子ども目線」、つまり、子どもがどんな事を言われれば自信に繋がるのか?を明確に伝えることが大事です。
学校に行けない子どもは自分の良い所が分かりません。だからこそ、「勇気付けの言葉」が必要です。
学校に行けない子どもは自分の良い所が分かりません。
そして、学校に行かないことが長期化すればするほど、ご家族は子どもの良いところが見えにくくなり、誰も子どもを励ます人が居なくなってしまう状態になりやすいです。そして子どもに遠慮しがちになり、当たり障りの無い言葉掛けしか出来なくなってしまいます。これは学校も家庭も同じです。
子どもに対して、大人として言わなければいけないことは当然言って良いのですが、それを子どもに伝える根拠があると、大人側が自信を持つ必要があります。
もし、学校に行かない子どもに対しての言葉掛けが分からず、お困りでしたら、是非、不登校支援センターの初回無料面談(50分)にお越し下さい。心よりお待ちしております。
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