カウンセラーが教える不登校の子どもが言う『普通』って何?
こんにちは。不登校支援センター東京支部の椎名愛理です。
早速ですが、先日、電車の中でこんな会話を耳にしました。中学生くらいの女の子二人の会話です。
「クラスの○○君、普通にかっこよくない?」
「わかるー。☓☓君も塩顔でいいよね」
「マジそれな!」
その後の女子トークはさておき…
「普通にかっこいい」って何だろう?と考えてみました。カウンセリングの中でも親御さんから「学校から帰ってきた子供に、どうだったか聞いたんです。そうしたら『普通』って言うだけで・・・」といった話をよく伺います。
『普通ってなに?何が普通なの?何と比べて普通なの?』
と疑問が沢山湧いてきますね。
『普通』を広辞苑で調べると・・・
1)特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。または、そのさま。(名詞・形容詞・動詞)
2)たいてい。通常。一般に。(副詞)
だそうです。
なるほど。
「学校どうだった?」
「普通」
この会話の「普通」とは、
「学校は特に変わりなかったよ。いつも通りだったよ。」
といったニュアンスのようですね。
学校について、特段可もなく不可もなく「別に大丈夫だよ」というニュアンス。
学校が日常生活の一部に戻っているというニュアンスでもあるかもしれません。
しかし、子どもがいう『普通』も
- いつのころと比べて普通と感じるのか
- 普通の中でもどのような事を感じたのか 等
まだまだ疑問は湧きますね。
カウンセリングで子どもとお話をしていると・・・
「普通」という一言には、
子どもが今どのような気持ちで学校と向き合っているかを知らせるヒントになっていることが多いように感じます。
子どもが発する一言について、少しでも疑問に感じましたら、
- 子どもがどこを見ているのか
- どのような気持ちでいるのか 等
カウンセリングを通じて一緒に考えていきませんか?
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