不登校解決現場レポート

親子関係をスムーズにする、3つの「きく」の使い分け

こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。

みなさんは、話を「きく」ときはどんなことを意識していますか?

「きく」の使い分けってされていますでしょうか。

今回は、この「きく」について考えてみたいと思います。

「きく」には種類がある

一口に「きく」と言ってもいろいろな意味がありますね。

今回は3つ取り上げたいと思います。

それは・・・

1.聞く

2.聴く

3.訊く

の3つです。

ひとつ目の「聞く」とは・・・

これは英語でいう「hear」に近い意味合いです。

自然と聞こえてくるBGMのようなイメージですね。

上手く使うと聞き流すになるのですが、相手からは聞いてもらえていると感じにくいということもあるかもしれません。

ふたつ目の「聴く」とは・・・

英語でいうと「listen」ですね。意識をして聴く。興味関心を持って聴く。集中して聴くといった意味もあります。

傾聴といった言葉でも現されるように、相手への関心をもって耳を傾けるといったイメージですね。

みっつめの「訊く」とは・・・

これは英語では「ask」になりますね。

質問をする。質問をすることで会話が深まる効果が期待できるイメージです。

ただし、最初からこの「訊く」だけをしてしまうと、事務的で少し冷たいやりとりになってしまうこともあります。ふたつ目の「聴く」と合わせてみると使いやすいですよ。

3つの「きく」を意識して使い分けると、親子のやりとりもやりやすくなりますよ!

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