「ゲーム」=「悪」ではない!良い循環を生むゲームの活用方法とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
みなさま年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。
実家に帰ってゆっくりされた方や、あわただしく働いていた、なんて人もいるかと思います。
私は、地元に帰ったので、地元の友人に片っ端から会いドタバタしておりました。
さて、本日は・・・
「ゲーム」についてお話させていただきたいと思います。
「ゲーム」は、当センターへ相談に来られる親御さんとのカウンセリングの中で最も話題として取り上げられます。
相談に来られる親御さんは・・・
- 子どもが一日中ゲームをするんです。
- 学校に行っていないのに、ゲームをするなんて許せない。
- ゲーム内で知らない人と繋がっていて心配です(悪い影響を受けないかという意味で)
- どんどん引きこもりになってしまうのではないかと思うと気が気じゃないです。
- せめてゲームではなくて本を読んでほしい。
- 暴力的な、残酷なゲームをしているから、子どもの将来が心配です。
等、様々思われることがあるようです。
しかし、その一方で、こんな親御さんの声もあります。
- ポケモンGOのおかげで子どもが外に出かけるようになりました。
- ゲームをしているときだけとても楽しそうに笑っているんです。
- ゲーム内で知り合った人たちが、一番自分のことを相談できるみたいなんです。
- ゲームをきっかけにして家の中でも会話が増えました。
- ゲームをしたあとはすっきりするのか、家の中での暴言などが減りました。
などです。
本当に「ゲーム=悪いもの」なのでしょうか?
ついつい、「ゲーム」は
- 「不登校を助長させるもの」
- 「悪影響を与えるもの」
- 「子どもの人格を変えてしまうもの」
- 「将来を変える危険なもの」
というように捉えてしまいますよね。
しかし、一方で、このようにゲームによって家庭内でのよい循環を引き起こすことが出来たという事例は沢山見られます。
では、どうやったら、よい循環を引き起こせるのでしょうか?
①ゲームをしている子どもの目的を考える
ゲームをする子どもの目的はなんでしょうか。
例えば、このようなことが思い浮かびます。
- ストレス発散のため
- 時間をつぶすため
- 友人から仲間はずれにされないため
- 辛いことを考えないようにするため
などです。
一度子どもの様子を観察して、ゲームをする目的を考えてみてくださいね。
ゲームの目的について詳しく書かれているブログはこちらになりますので、是非参考にしていただければと思います。
②ゲームをすることで養われている能力について考える
私はカウンセリングの中で子どもと関係性を築くためにゲームをすることがあります。
その際にゲームをしている子どもに関心をすることが沢山あります。
具体的には・・・
- 情報処理能力の高さ
- リズム感覚や、反射神経のよさ
- 動体視力のよさ
- 暗記能力の高さ
- 理解力の早さ
- 好きなものへの集中力の高さ
などです。
こういった能力は、ゲーム以外の場でも必ず活かされます。
それを子どもは遊び感覚で身につけることが出来るのですね。
改めて考えてみたい、子どもにとっての「ゲーム」
ゲームをすることの目的や、ゲームをすることで養われる能力について考えていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ゲームをしている子どもを見て感じていた苛立ちも、少しは軽くなっていれば幸いです。
このブログでは、決してゲームが「いいものだ」と肯定をしているわけではありません。
ただ、せっかく子どもがゲームにはまっているのであれば、これを使わない手はないです。
なので、家庭内でよい循環を起こせるように
ゲームに対する「考え方」や「捉え方」を変えていくことはとても大切です。
ゲームの「せい」、ではなく、ゲームの「おかげ」、という事柄を一緒にふやしていきませんか?
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