不登校の子どもにスマホやゲームのルールを作りたい~そんなときに知って欲しい2つのポイント②
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
前回のブログでは・・・
スマホやゲームのルール設定は、子どもも参加して一緒に決めましょう
というお話をしましたね。
さて、今回は、ふたつ目のポイントのお話をさせてくださいね。
そもそもなぜ子どもと一緒にルール作りをするのは難しいと感じてしまうのでしょう?
- そんなことしたらウチの子は無制限にやりたがる
- そもそも親の言うことをきくとは思えない!
ふむふむ・・・たしかにその気持ちはとってもわかる・・・
でもちょっとだけ考えてみてください。
そのルール、一方通行になっていませんか?
とある中3の女の子のご家庭の話です。
この子のお家では、ゲームは22時までというルールがありました。
ある日、いつものとおりゲームを終える時間がきたので、リビングでゲームを片付け、部屋に戻ってベッドに入る・・・
その日はどうも寝つきが悪く、深夜0時を過ぎても眠れない。仕方なく飲み物でも飲もうとキッチンに向かうと・・・
なんと!お父さんがゲームをしてる!!
当然彼女は烈火のごとく怒り出しました。
「なんでお父さんはゲームしてるの!?22時って言ったじゃん」
子どもに見つかってバツが悪かったのか、お父さんはこんなことを言ってしまったんです。
「お父さんはいいんだよ」
・・・さて、皆さんはどう感じましたか?
そんなわけで、ふたつ目のポイントは・・・
決めたルールは家族みんなのルールです。みんなで守りましょう。
ルールはみんなで作ってみんなで守る。
基本中の基本なのですが、子どもだけに守らせようと考えてしまう親御さん、結構多いんです。これがルール設定を難しくさせているひとつなんですよ。
大人も子どもも、自分も守れるルールを作るというものさしがあれば、自ずとお互いの考えを照らし合わせて作っていく必要が出てきますよね。
ちなみに、この中3の女の子のご家庭では、この事件をきっかけに、お父さんもルールを守ることになりました。父娘で一緒にゲームプレイしたり、譲り合ったり、時にはけん制しあったり(笑)・・・いい感じの親子関係が維持できているようですよ。
不登校の子どもにスマホやゲームのルールを作りたい~そんなときに知って欲しい2つのポイント①
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