【危険】体育祭や文化祭など学校行事が多い時期に現れる不登校の予兆とは？

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

今年の暑かった夏も終わり秋の気配もしてきていますね。気温の変化も激しいので、体調などには十分気を付けていきたいところです。

さて、新学期がスタートしましたね。子どもの様子はいかがでしょうか。

学校行事が多いこの季節。夏休み前と少し違う雰囲気が流れます。

学校では今の季節、たくさんの行事が予定されているところが多いと思います。

例えば・・・

• 体育祭
• 文化祭
• 合唱コンクール
• 修学旅行　などなど・・・

中には複数の行事が短期間にやってくる、そんな学校もあるかと思います。

この時期は学校中が行事の準備取り掛かるようになり、学校全体が夏休み前とは違った雰囲気になってくるのではないでしょうか。

「いつもと違う学校やクラスの雰囲気・・・」子どもにとっては？？

上記のような行事によるいつもと少し違う学校やクラスの雰囲気を、子どもはどのように感じているでしょうか。

この普段とは違った行事の前の雰囲気が得意な子もいれば苦手な子もいます。

得意な子というのは、行事ごとをすごく楽しみにしていて、準備なども進んで引っ張っていく、そんな子どもかもしれませんね。

それでは、苦手な子は、どのような気持ちでこの時期を過ごしているのでしょうか。

• 「普段は授業を聞いていればいいのに、行事のための準備がめんどくさい」
• 「クラスでの話し合いとか、グループでの話し合いがたくさんあるから嫌なんだ」
• 「何となくクラスの雰囲気が落ち着かない。この中にいるのがしんどいな」　等

いつもと違ったクラスの雰囲気に、苦手意識を感じている子どもは実は数多くいるのです。

ここで事例を一つご紹介します

夏休み前までの普段の授業ばかりのときは、問題なく出席できていたのに、新学期がはじまってから突然子どもが「学校に行きたくない」と言い出した！

と親御さんが不登校支援センターへご相談に来られました。

カウンセリングの中で、子どもの話を聞いてみると、その子は実は夏休み前から

• 「あんまり今のクラスが好きじゃない」
• 「友達関係が少し苦手・・・」
• 「休み時間よりも授業を受けているときのほうが気持ちが楽だ」

このように感じていたと話してくれました。でも新学期になるまでは、学校は休むことはなく頑張って通っていたというのです。

この子どものように

行事の準備がないときはなんとか頑張れた。しかし、行事の準備でクラスメートとのやり取りが増えるなどすると、学校で大きなストレスを感じてしまう・・・。

行事に苦手意識を感じている子どもは、このような思いを抱えている可能性があるかもしれません。

最後に・・・

夏休み前、辛そうな様子が見られた子どもに関しては特に注意をしてあげる必要があります。

子どもはこの行事の多い新学期をどのように感じていそうでしょうか。

「新学期がはじまってからの子どもの様子が少し気になる・・・」そのような時はぜひ一度カウンセラーにご相談くださいね。

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