心の充電期間って何?失敗しない心の充電方法とは?
こんにちは。不登校支援センター横浜支部の庄子大貴(しょうじだいき)です。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年の夏はかなり暑かったのではないでしょうか?私自身も夏過ぎて何もやる気が起きず、クーラーの効いた部屋でボーっとするのが精一杯な日々が多かったです・・・(笑)
さて、そんな夏休みですが、学校に行けない子どもの親御さんは如何お過ごしだったでしょうか?学校が休みということで、子どもが学校に行かないということを普段よりは容認出来る時期なので、少しでもリフレッシュ出来ていたら幸いです。
実際に新学期が始まった現在の状況はいかがでしょうか?
新学期が始まり数週間が経ちましたね。しかし、相変わらず学校に行けないでいる子ども・・・そんな子どもの様子にこんなことを感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
夏休みは家族でリフレッシュしたり、ストレスを掛けなかったりと子どもにとっても良い夏を過ごせた・・・けど、休み明けからやっぱり学校へ行けない。いつまで、この子は夏休みを過ごすのだろう?
いつまで続くかも分からない夏休み・・・とても不安になりますよね。「夏休み明け 不登校」とネットで調べると「心の充電期間が必要」や「親が学校に行かないことを認める」など、子ども目線の話が多く書かれているのを目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、実際の具体策やこれからのことが書かれていない為、「いつまで充電をすれば良いの?」「認めるって、どこまでを認めれば良いの?」と悩まれてる方はかなり多いと思います。
なので今回は「心の充電期間」についてお話をしたいと思います。
夏休みは心の充電期間!しかし、その実態は・・・
ここで、「充電」を携帯電話で例えてみましょう。
携帯電話の充電とは、本体をコンセントに繋ぎ、バッテリーへの負担を最小限に抑えるための行為ですよね。そして充電中は、コンセントの抜き差しが殆どない状態なのではないでしょうか。もし、充電が満タンになる前にコンセントを抜き差ししてしまうと、バッテリーの充電速度は日に日に劣化してしまうことに繋がるのです。
私たちにとっての心の「充電」はどうでしょうか?
もし私たちの心の充電が満タンになる前に行動をはじめたら、次に心のエネルギー切れを起こした際はさらに心の充電が満タンになるまでに時間が必要になってしまいます。
しかし、それであれば
- 充電が100%になるまで待つのか?
- 動けるようになるまで待つのか? 等
疑問が沸き上がることでしょう。そこで、一番理想的なのは、動きながら蓄える自家発電が理想的な充電だと思います。
その上で、夏休みはストレスが掛からない時期なので、子どもたちは過充電をしているかも知れません。ストレスも全く掛けないとなると、夏休み明けに一気に掛かるストレスは、その分子どもにとってはかなりの負担になります。
ここがポイント!正しいストレスを掛けることが大切です!
日々の日常を過ごしている私達ですが、全くストレス無く生きていく方が珍しいと思います。
例えば、社会人の日常のストレスは何を想像するでしょうか?
- 仕事の内容に関するストレス
- 上司や同期、部下に関するストレス
- 顧客に関するストレス
- 家族に関するストレス
- 近隣に関するストレス 等
様々ストレスが渦巻く中で生活をしていると思います。しかし、誰もがストレスが多いからといって、不登校や出社拒否をする訳ではないはずです。中には、自分自身にストレスを掛けることによって、モチベーションを上げる人も少なくないのではないでしょうか。
「何かに負ける」こともストレスを感じることの一つですが「次は絶対に勝ってやる!」という気持ちで、次の目標に挑もうとする考え方になると、それは正しいストレスのかけ方だったといえるかもしれませんね。
心の充電中は、何もしない期間ではなく、適度にストレスを与える期間です!
不登校になりそうな時や、不登校になってしまった時に、「正しいストレスを子どもに対してどの様に与えるか」が不登校改善の為の一歩になります。つまり、充電期間が長いからといって必ず快復傾向に向かう訳ではなく、むしろ、後退してしまう可能性が大いにあるということなんですね。
ストレスの掛け方も子ども1人1人で違います。私達カウンセラーは親御さんからのお話を聴いた上で、その子どもにあった言葉や登校に向けての支援をさせて頂いております。
一度、初回面談にお越し頂き、お話をしてみませんか?
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