【注意】悪口や批判(他者批判)が多い子どもの心理とは??
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
9月に入ってからも蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様体調の方はいかがでしょうか。私は好きな店の辛いカレーを食べて、この暑さのラストスパートを乗り切ろうと思っております!
さて、今回のブログでは
- 人に対して欠点ばかり指摘する
- 周りに批判的な発言が多い
そんな子どもについてのお話をしてみたいと思います。
日々、不登校の子どもの親御さんのお話を伺っているとこのような声が聞かれます。
子どもが、「あの人はこれがだめなんだ、学校の対応はここがだめなんだ。」と周りの批判ばかりするんです・・・。
このような周囲に対して批判的な子どもの心理について、少し詳しく見ていきたいと思います。
人の批判ばかりする、そんな子どもの心理とは・・・?
人の批判ばかりする子どもの心理を考えるうえでのヒントは、悪口を言ったり、人のせいにしたりすることで、本人がどのような目的を果たせるかを考えてみることです。
例えば・・・
- 学校に行ける自信がないから「自分が学校に行けないのは、ここが悪いからなんだ!!」と学校に行けない理由を主張し、自分の心を守りたい。
- 自分に自信がないため、相手を責めないと、もっと自分が惨めに思えたり、人から批判されることを恐れている
などの心理があると考えられます。
他者批判は「自分の心を守りたい」という自己防衛が目的の場合があります
一見、悪口や批判で自己表現をする子どもは、相手を責め、自分は正しいと主張して、自分に自信がありそうに見えるかもしれません。
しかし不登校傾向のある子どもの中には「自分は学校に行けていない」と自信を失っている状態である子もいます。
自分に自信がないからこそ、他者や環境を批判する表現をし、自分の心を守っている
という可能性もあるということですね。
子どもが自分に自信をもつために周りができること
やはり親御さんからすると、「またあの子は人の悪いところばっかり指摘して・・・」と感じ、対応に疲れてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、子ども自身も、自分の理解者がいないと感じ、寂しさや不安を抱えているかもしれません。
まずは周囲の大人が、子どもが周囲への悪口を言ってしまうその心理を理解することが大切です。
もし、子どものことで何か気になることがあれば、カウンセラーに一度、お話くださいね。
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