不登校解決現場レポート

転校したら不登校は解決するのか①「転校する」という手段を3つのパターンに分類して説明

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

今回は前回からの流れで書いていく予定でしたが、転校に関しての相談を受けやすい時期、またブログで転校に関するものを取り上げて欲しいという声をたくさんいただき、順番を変えて書いていきたいと思います。

「転校する」という手段は3つのパターンに分けられる

転校するという手段は、以下の3つのパターンに分けられます。

  1. 命を落としかねない、人格を著しく否定されるようないじめにあった場合。もしくは不登校中もしくは不登校の予兆を見せ始めた時期にに家庭環境が大きく変化した場合。
  2. 転校先に今の高校を辞めてでも、そこに行きたい大きな動機ができた場合。
  3. 今の学校を辞めたいがための転校である場合

1は仕方ない場合が多いですし、責めるわけにいきません。次の学校に希望を持たすために頑張ってもらえればいいと思います。

問題は2と3です。

不登校支援センターにお越しになるご家庭は大きく2つに分けられます

  • 今の学校で初めて不登校になってしまった、なってしまいそうだというパターン
  • 転校したら行くと言っていたのですけど2校目も行かなくなりましたというパターン

です。比率にして6対4くらいです。

何故かというと、上記の2と3が非常に区別がつきにくいからです。

次回は、2と3の見極め方、注意方法をお伝えします

本来一番多いパターンは行くか行かないか、高校生であれば辞めるか辞めないかなど、はっきりしないものが多いです。しかし、学校が変われば学校に行くかもしれないし「とりあえず今よりは良い」という形になるため、2と3に区別をつけるのは難しいのです。そして、3の方法は仮に学校に行けたとしても、問題解決とは言いがたいですね。

次回2,3の見極め方、注意方法などを書きたいと思います。

※このブログは2017年11月5日ブログの再掲載です。

※転校したら不登校は解決するのか②「転校する」という手段の見極めのポイントとは

※転校したら不登校は解決するのか③今の学校を辞めたいがための転校への対処法

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