子どもが不登校に・・・。自分を責めてしまう親御さんにお伝えたいしたいこと
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
夏休みも後半ですね。この暑さで体力も消耗しやすくなってくると思いますが、おいしいものを食べて、バテない体づくりを心がけていきたいですね!
子どもの不登校は親のせい・・・?!
ところで最近、面談の中で親御さんから、よくこのようなお話を伺います。
「子どもが不登校になってしまったのは、自分たちのせいかもしれない・・・」
さらにお話を伺っていくと
「父親、母親として、子どものことをずっとそばで見てきた。子どもが不登校の状態になっているのは、自分たちの育て方が間違っていたんじゃないか・・・」
そんなお話をしてくださいます。
親御さんはこれまで一生懸命に、わが子を育て、ずっと長い期間一緒に過ごして来られたからこそ、「自分達のせい」「育て方が悪かった」と責任を感じてしまいやすいのかもしれませんよね。
確かに、ある程度は親の価値観を引き継いでいたり、育てられ方で、性格や特性に影響してくるとは思います。しかし、同じような家庭環境にいる子どもが、みんな不登校になるとは限らないのではないでしょうか?
子どもは色んな場所に影響されて育っていきます
子どもは家の中だけではなく、家の外でも自分で成長し、子ども自身の人生を歩んできています。
成長していく中で、家の中と外、どちらも学習の場として、子どもなりの物事の捉え方、価値観を身につけていっているのです。
すなわち、子どもの性格、特性は今まで生きてきた色んな環境の影響を受けています。
なので、不登校になったからといって、親御さんの責任ではないですし、もちろん子どもの責任でもありません。
まずは子どもの性格を知ることが大切です
では、子どもの不登校状態をなんとか改善の方向に向かっていくにはどうしたらいいのでしょうか。
人それぞれ、大人も子どもも、性格や物事の捉え方は様々ですよね。
そして様々な場所から影響を受けてきた子どもが
- どんな性格なのか
- どんな独自の捉え方をしているのか
それを詳しく知ることが、子どもを支援していくために大切なことなのです。
子どもについてより深く知っていくために・・・
不登校支援センターのカウンセリングのなかでは、子どもの性格について親御さんと考えていくために、一緒に紙に書き出して考えていったりしています。
そうすると、今まで気がつかなかった子どもの一面や、いいところが見えてきたりします。また意外にも、親御さん自身とは違う価値観を持っていることに気がついたとおっしゃる方もおられます。
こうして子どもの特徴についてカウンセラーと親御さんで共有し理解していくことで、子どもが学校環境で困っていそうなことが分かり、その子どもにあった支援計画をたてていくことに役立てることができるのです。
まずは子どもについてより深く知ることからはじめませんか?不登校支援センターのカウンセラーと一緒にひとつひとつ整理していくことで、新たな発見があるかもしれません。
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