「転校」を考えている皆様へお伝えしたいこと
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
暑くなって参りましたね・・・。道産子の私からすると、この暑さにはいつまで経っても抗えません。
皆さんも体調を崩されないようお気をつけくださいね。
今回のテーマは「転校」です
この時期の親御さんからの相談内容には「転校」の言葉が出てくることが多くあります。
転校を検討されている要素としては
- 高校生での出席日数や単位の関係
- 夏休みを目処に環境の変化を考えられている
ことが多くあげられます。
転校を検討する意味として、不登校問題の打開策として・・・処置として・・・など色々と転校する意味について考えられる方が多くいらっしゃいます。
そして我々カウンセラーとしても、転校を視野にカウンセリングを実施することもあります。
その際には、
- どこに転校するかではなく、転校先で何を目的にどのように過ごして行くのか
- 親や、子どもだけの判断となってしまっていないか
という点を大事にしています。
転校が一過性の処置となってしまうケースも・・・
転校という環境の変化により、状況の変化や改善は考えられるものですよね。
しかし、何も対策をしないまま環境だけを変えた状態だと、転校が一過性の処置に過ぎないということになり得る可能性があります。
転校したのに、また学校に行けなくなることはご家族の皆さんとしても是が非でも避けたい事ではないでしょうか。「行けなくなった・・・」というショックも、以前より大きく感じられるかもしれません。そして、転校したことによる状況の悪化で、家族内の誰かが悪者扱いを受けることになってしまうこともあるかもしれません。そうなってしまうと、本来の目的から大きく逸れてしまうことになりますよね。
状況が悪化する前に
もし転校をお考えのご家族の方がいらっしゃいましたら、まず不登校支援センターのカウンセラーにご相談ください。
我々としても転校に関して理由もなく反対することは致しませんし、今の環境で過ごせるようにサポートをすることも多くあります。後からの軌道修正でも、遅くはありません。しかし、検討段階からの方がより効率よく進めていくことができるのではないでしょうか。
転校の決断をされる前に、まず不登校専門カウンセラーに相談というワンクッションを置いてみませんか?
いつでもご相談お待ちしております。
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