不登校解決現場レポート子供の心理学

学校の中での「心のより所(ストレス環境の中の安全地帯)」を見つけること

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

雨の日が続きましたね。私自身、気持ちが天候に左右されてしまう時もあるのですが、そんな時はお気に入りの曲で意識的に気分を上げていこうと頑張っております。

さて、本日は「学校での心のより所」についてのお話をしようと思います。

「心のより所」の大切さ

突然ですが、親御さんにとって、「心のより所」んなところでしょうか?

「心のより所」というと、たいそうなものにも思えるかもしれませんよね。しかし実は間単で、「緊張がほぐれて、ちょっとほっとできるところ」です。この「ほっとできる場所」があると、しんどいなぁと感じながらも、なんとか頑張ろうと思える、そんな経験はないでしょうか。

すなわち、心のより所はストレス環境の中の「安全地帯」になるわけです。

子どもにとっての、「心のより所(ストレス環境の中の安全地帯)」を見つけること

不登校の子どもは、学校の中で、

  • 自分を理解している人
  • 理解してくれようとする人

これらの存在があると、心強いと感じることが多いと考えられます。すなわち、これが子どもにとっての学校環境での「心のより所」になるということですね。

不登校の子どもにとっては、学校はストレスが非常に高まる環境ですので、心のより所=「安全地帯」でエネルギーを補給し、また学校という環境に帰って行く、そのようなイメージですね。

学校という環境の中に、心のより所を見つけ出し、安心できる場があることで、徐々に登校できるようになったという子どももたくさんいらっしゃいます。

子どもにとっての学校での「心のより所(ストレス環境の中の安全地帯)」は何でしょうか?

子どもにとっての心のより所となる存在は、

  • 先生
  • 友人
  • 保健室の先生
  • スクールカウンセラー

この中のどの存在であってもなり得えますね。しかし、その中でもやはり一番身近な存在で、親御さんとも連携しやすいのが、担任の先生でしょうか。しかし、子どもによって、担任の先生に持っている印象は様々です。なかなか先生に心を開けないと感じている子どもも多いのが現状です。

まずは子どもが学校の中で、安心できる場がないか、どのように作っていくか、カウンセラーと一緒に考えていくこともできますので、悩まれたら不登校支援センターのカウンセリングにお越しくださいね。

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