再掲載!子どもをカウンセリングに連れていけない時の対応方法とは?(誘い方編)
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今回はカウンセリングの時に親御さんからよく相談を受ける内容に関して書いていきたいと思います。
子どもを不登校支援センターにどうやって連れて行けばいいんでしょうか?という親御さんからの質問
不登校支援センターでは、カウンセリングを始めていくために、まず親御さんのみの無料面談を行い、状況を把握してからカウンセリングを実施していく、という手順を踏みます。無料面談後、2回目から子どもをセンターへ連れて来るという形になるのですが、ここでよく受ける質問が「どうやって(何と言って)子どもを連れて来ればよいでしょうか?」というものです。
またホームページ上の問い合わせでは、「子どもにカウンセリングに行こうと言ったら「そんなところ行かない」と言われました。どうしたらいいでしょう?」という質問も多いです。
子どもにカウンセリングに行こうと伝えて失敗するケースは
- 「話を聞いてもらおう」
- 「相談に乗ってもらおう」
などの提案です。これは以前のブログでも書いていますが、不登校に陥りやすいタイプの子どもには厳禁です。なぜならその提案は
- 「あなたの弱みを見知らぬ他人にさらけだしなさい」
- 「あなたは専門家に相談を受けないといけないくらい深刻な状況ですよ」
というように聞こえます。プライドの高い子どもには逆効果になりやすいことが分かると思います。
当たり障りのない子どもへの声掛けとしては・・・
- 話を聞いてもらうところではなく、話をしてくれるところだ
- 学校では教われない自分のいい部分などを見つけてくれるところだ
あたりです。そうすると子どもにいきなりカウンセリングを否定されることはないでしょう。これでも聴く耳持たないのであれば、その子どもにあわせた誘い方が必要です。
次回は子どもは連れて来れないのに、親御さんだけでカウンセリングに来る意味について書きたいと思います。
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