「子どもに余計なストレスは与えたくない。」と考えている親御さんへ
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
いよいよ暑さが増してきましたね・・・。道産子の私からすると、一番しんどい時期になってきましたが、みなさんお身体の体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
今回は、子どもへの接し方のポイントをお話いたします。
状況の悪化を恐れ、子どもへ言いたいことも言えない・・・
よくカウンセリング中で親御さんから聴くお話で
「子どもに色々と話をしたいのだけれども、状況が悪化してしまうのではないかと思い、言いたいことも言えないんです。ただ、自由にさせすぎるのも良くないのではないかと悩んでいて・・・」
と聴くことがよくあります。子どもに対し、気を遣われる親御さんは多くいらっしゃいますし、こちらのブログを読まれている方の中にもいらっしゃるかもしれませんね。実は、悩んでいるのは親御さんだけではなく、学校の先生からも同じような相談を受けることもあります。
このようなご相談を受けた際に、私がよくお話する内容としましては「かけるべきストレスはかけてもいいですよ」ということです。
不登校であったり、行き渋りの強い子どもといえども、親御さんにとっては変わらず子どもであり、先生にとっては学校の児童・生徒・学生のひとりであることに変わりないですよね。
あくまで不登校や行き渋りなどの症状を出しているだけであり、根本は他の子と変わらないはずです。
ですので、親御さんとして言うべきことや、先生として指摘・注意すべきことはしっかりと子どもに伝えることが大切です。
子どもは、親御さんや先生から何も言われないことで、
- 他の子どもとの差を感じてしまう
- 不登校をすることで何もかも許されるのでは?と感じる 等
周囲の大人の態度が、これからの問題の改善に大きな障壁となってしまうことも考えられるのです。ですので、「かけるべきストレスはかけるべきですよ」と、私はカウンセリングの中で皆様にお伝えしています。
ですが、ストレスのかけかたには注意が必要です!
不登校・行き渋りの症状を出している子どもは心理的に不安定な状況や、ストレス過多になっている可能性があります。そのため、その子の状況に合わせたストレスのかけ方やタイミングが非常に重要となってくるのです。
この点に関しましては、我々カウンセラーにご相談いただき、子どもの状況の理解と、ストレスのかけ方について考えて行きましょう。全ての子どもに合った答えがあるわけではありません。人に個性があるように、子どもへの接し方にもそれぞれ違いがあります。
不登校の悪化を防ぎ、改善に向けて動くためにもぜひ不登校支援センターへご相談にお越しくださいね。
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