不登校解決現場レポート子供の心理学

子どもへの不満をきっかけに、子どもを理解する方法

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

いきなりですが、子どもが以下の行動をした場合、親御さんはどんなお気持ちになりますか?

  • 学校にいかないのに家でえらそうにしている
  • プライドが高くて親の言うことを聞いてくれない
  • いつもは朝起きないのに、友達と遊びに行くときだけすんなり起きてくる
  • ゲームをしたり、漫画ばっかり読んでいる・・・

学校に行かない子ども。でも、家での様子は・・・

おそらく、こういった子どもの様子から親御さんにわきあがった感情は

  • 苛立ち
  • もやもや
  • 悲しみ
  • 呆れ
  • 戸惑い

などではないでしょうか?

これらの感情はすべて「ネガティブな感情」ですよね。親御さんは子どもが不登校になると、行動をマイナス面で評価しがちになることが考えられます。

子どもが今まで「当たり前」に行ってきたことや、できていたことが、突然「当たり前」ではなくなってしまう・・・

親御さんとしては

  • 不安
  • 焦り
  • ときには怒り

を感じられることと思います。誰だってそうだと思います。

しかし!ネガティブな面の裏側には必ずポジティブな面も存在します!

例えば・・・

  • 学校にいかないのに家ではえらそうにしている

家は子どもにとって、安心して自分の感情を出せる居場所である

  • プライドが高くて親の言うことを聞いてくれない

子どもは自分なりの考え、価値観をしっかり持っている

  • いつもは朝起きないのに、友達と遊びに行くときだけすんなり起きてくる

自分の好きなものには意欲的に取り組むことが出来る

  • ゲームをしたり、漫画ばっかり読んだりしている

本人なりにストレスを解消しようとしている

など、同じことでも見方によってはいい意味になることもあるんですね。

些細なことで構いません。

ネガティブをネガティブなままで終わってしまったら、いい見方もできるのにもったいないですよね。

せっかくならネガティブも子どもために生かしてみませんか?

ただ、親御さんはずっと子どもの成長を見てきているからこそ「小さな変化に目を向けることは難しい・・・」と感じるかもしれません。

そんなときは、客観的な視点をもつ私たちカウンセラーへ気軽にご相談くださいね。子どもの些細な変化もカウンセラーと一緒に共有し、支援に役立てていきましょう!

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