子どもに対しての評価方法を「減点主義」にしてはいけない理由
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
学校に行っていない子どもの毎日の過ごし方
学校に行っていない子どもがいるとします。学校に行っていない間、家ではどのように過ごしているでしょうか。
中には、学校には行かないものの、
- 友人と元気に遊んだり・・・
- 自分から進んで外出したり・・・
そんな過ごし方をしている子どももいるでしょう。
一方で、家から出ることなく、似たような毎日を繰り返しているように見える過ごし方の子どもも少なくありません。
子どもの毎日の過ごし方において、変化がなく家にこもる状態が続くと親御さんも心配になりますよね。
そしてそんな状態が続くことで、
- 学校に行けなかった
- 勉強をしなかった
- 先生からの電話に出なかった 等
子どもができなかったことばかりが目についてしまう・・・そういったケースもあります。
できなかったことばかり気になってしまう・・・本当に何もできていない?
もう一度、子どもの1日を振り返ってみましょう。
- 遊び道具を自分で片付けていた
- ご飯の時にイヤホンを外していた
- 近頃サボリがちだったお風呂に入った
- 自分の部屋から出てきて居間にいる時間がいつもより長かった 等
1日の中で、見逃してしまいがちな当たり前の中に、子どもができていたことがあったかもしれません。
当たり前は、0点ではありません。子どものできたことに目を向けてみましょう
そこまで特筆すべきことではなくても、0点ではないのです。それらにも点数はあると考えていただければと思っております。
「減点主義」で考えるのではなく、「加点主義」で考えると、子どもの状態に対しての見え方が変わるかもしれませんね。
劇的に何かが変わらなくても、変えられる部分はあるはずです。
そんな小さな一歩から始めてみませんか?
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