不登校に対する見方を一般常識(一般論)と違うところから考える大切さ
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
いきなりですが、今回は私の個人的なお話をさせていただきたいと思います。
ついつい悪い部分に目を向けがちになってしまうことはありませんか?
私は、自分に自信がありません。そのため自分の「悪い」部分に目を向けがちになってしまうことがあります。平たく言うと、コンプレックスが多いのです。
ある時、私は公立中学校で勤務されている体育の先生とお話をする機会がありました。
体育の先生とのお話の中で私は、自分の「悪い」部分やコンプレックスに思っていることについての話をしました。するとその先生からこんな言葉をいただきました。
「一般論では、確かに「悪い」というように映るかもしれないけど、私から見るとそれは「いいところ」だよ」
私はこの言葉をもらい、目からうろこが落ちました。
「一般論」にこだわらない!考え方や捉え方次第だということ
私のように、自分自身を客観的に見つめるときに、どうしても「一般論」にこだわってしまうことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。「一般論」が「正しい」ことのように思え、それが自分自身に関わることなら尚更そう思い込んでしまうかもしれません。
しかし私の場合は、体育の先生とのお話のなかで
- 「一般論」に首を絞められている自分
- 一般論=すべてが正しいという思い込み
これらがコンプレックスの元だったことに気づかされました。そうすると、胸のつっかえが取れ、少し楽になったことを覚えています。
ここで今回のブログの本題に入りたいと思います。
「学校に行けないこと」を一般論から離れて考えてみましょう
「一般論」では不登校や学校に行けないでいることは「よくないこと」とされることが多いかもしれません。そうすると、不登校状態の子どもも、その親御さんも「学校へ行く」ということに重きを置きがちになってしまうことが考えられます。
しかし、不登校に対する見方を変えてみてください。
「自分の子どもは“学校に行かない”という行動をとることで、また1つ人生における壁を越えようとしている」
「今、この子は新しい生き方の模索をしている途中なんだ」
というように、少し「一般論」から離れて子どもを見つめてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、私のように気づくことがあるかもしれません。少しでも胸のつっかえがとれ、楽になることに繋がるように、カウンセリングで一緒に考えていきませんか?
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