不登校解決現場レポート

子どもからの問いかけに即答しない!〜「保留」のススメ〜

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

皆さんは子どもからの問いかけにどのように対応していますか?

日常生活において、何の前触れもなく突然子どもからアプローチが来ることがありませんか?

例えば・・・

  • 「明日は学校どうしよう?」
  • 「やっぱり学校は行ったほうがいいよね?」
  • 「僕、どうしたらいいと思う?」

といった問いかけです。

親御さんの心の準備ができていない時に、子どもからの急な問いかけがあると、焦りますよね。問いかけの内容によっては、どう答えたら子どもにとって適切なのか等、すぐには判断がつかないこともあるかもしれません。
とはいえ、子どもに何らかの回答をしなくてはいけない・・・

子どもからの問いかけに対して、反射的に発言・反応をしていませんか?

子どもからの問いかけに親御さんが反射的に発言・反応した時、子どもの反応はいかがでしょうか?

親御さんが子どもからの問いかけに対して熟考する時間がなかった場合、模範的で常識的な発言や反応になる可能性が高くなることが考えられます。
それらは「正論」な回答や反応だと思うのですが、「正論」に抵抗感を示す子どもも、中には存在します。

もし親御さんの回答に対して、子どもがあまり良いとは言えない反応をした場合はおそらく「正論」に抵抗感を示していることの表れかもしれませんね。

子どもからの問いかけはひとまず保留する!

そこで、子どもからのの問いかけに反射的に発言・反応せずに、ひとまず保留することをオススメします。

即座に「明確な回答をしないこと」は子どもに対して失礼というわけではありませんよ。まずは子どもの問いかけをそのまま受け止めてあげてください。
そして、問いかけに含まれている子どもの気持ちに共感しましょう。

  • 「教えてくれてありがとう」
  • 「そうだったんだね。何かあれば声かけてね」等

共感して受け止めているという事が分かる声掛けを添えられるとよりいいと思います。

子どもと一緒に課題と向き合っていけるといいですね。不登校支援センターでは子どもの課題に向き合いサポートするお手伝いをしております。悩まれたらまずご相談くださいね。

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