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子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事③

こんにちは。不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢裕太です。

5月も下旬になり蒸し暑い日が続いていますね。そんな現在の子どもの様子も様々だと思います。

  • 新生活が始まってから自分のペースを貫けた子
  • 途中で息切れしている子
  • 最初から諦め気味の子・・・

そして親御さんはどうでしょうか?

  • 安心して子どもを見守られている方
  • 子どもの状況が変わらずに焦られている方
  • 子どもに振り回されていると感じられている方・・・

子どものことを思うからこそ、親御さんの思いも様々ですよね。

「これで良いのかな?」「このままで大丈夫かな?」といったご不安や、疑問や心配事について一度確認したいと思われたら、是非不登校支援センターにお越し頂き、専門のカウンセラーにお話していただきたいと思います。

しかし「そこまではちょっと・・・」と感じられるのであれば、私達カウンセラーが執筆しているブログをお読み頂ければと思います。きっと親御さんが必要とされている情報が見つかると思いますよ。

さて、前回までのブログでは「 葛藤を抱いている子どもとの関わり方 」を、4回に分けてお伝えしてきました。

葛藤を抱えている子どもとの関わり方①

葛藤を抱いている子どもとの関わり方②

葛藤を抱いている子どもとの関わり方③

葛藤を抱いている子どもとの関わり方④

「子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事」というテーマから、結構寄り道をしてしまいましたが・・・この時期、葛藤が高まる子どもが多いので、どうしても先に「葛藤を抱いている子どもとの関わり方」についてお伝えしておきたかったのです。ご理解頂ければ幸いです。

それでは、ここで一度「子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事」 に戻りたいと思います。

過去の掲載ブログはこちらです。↓↓↓

子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事①

子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事②

2017年12月13日掲載の 「子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事②」では、「○○のせいで・・・」という犯人探しはしない事についてお伝えしました。

今回は 「子どもの良い面を見つけやすくする為に簡単に出来る事」の3つ目をお伝えしていきたいと思います。

子どもの良い面を見つけるために、子どもに「感謝」をしましょう!

子どもが「学校に行っていない」という事実だけに捕らわれてしまうと、子どもが自分で考えて起こした行動にも親御さんは気付きにくくなります。そして子どもが起こした行動がご家庭の中で「当たり前の行動」になっていると、なおさら見逃してしまうかもしれません。しかし、その「当たり前」の中に、不登校状態から抜け出すきっかけがあるのです。

不登校状態から抜け出すきっかけとは、子どもに自己肯定感をもたせることです。

自分が当たり前だと思って行っている事に対して周りから感謝をされると結構嬉しいものではないでしょうか?それは子どもにとっても同じです。子ども自身や、親御さんが「当たり前」と思っていることを子どもが自発的に行ったとしたら、そのことに感謝をしてあげてください。もし子どもが自分で自分の行動に肯定的な部分を見つけられない時は、周りの大人が伝えてあげる事が、子どもの自己肯定感を高める為には効果的です。

しかし、親御さんだけで「子どもが自分で考えて起こした当たり前のこと」に気付けない場合もあるかもしれませんよね。でも大丈夫です。その為に我々不登校支援センターのカウンセラーがいるんですよ。一緒に探しますし、見つけたものをお伝えして、子どもの成長や変化を共有していきましょう。

なぜ「褒める」ではなく「感謝」なのか?

「褒められる」「認められる」ために行動するのは、自分の軸ではなく他人の軸での行動になります。他人の軸で行動する事は、自分で決めて行動した事ではないので、達成感を感じにくく、自信にもなりにくいのです。

しかし、その事に気付かずに「褒められる」「認められる」ために行動してしまっている子も多いです。そういった子どもの肯定感を高める為に、周りの大人が有効な声掛けをしませんか?

子どもを褒める機会は毎日ないかも知れないですが、子どもに感謝する事は毎日でも見つけられるはずです。

こちらのブログも合わせてお読み頂けると、よりご理解頂けるかと思います。

「どうせ自分なんて・・・」と悲観する子どもへの接し方のコツ①

「子どもを褒めてあげてください」という言葉の意味に隠されていること①

「子どもを褒めてあげてください」という言葉の意味に隠されていること②

子どものどんな行動に感謝するとより効果的なのかは、子どもの状態によって変わります。カウンセリングの中で、一緒に考えて参りましょう。

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