不登校解決現場レポート

再掲載!電車到着時に子どもがとった興味深い行動とは?それを見たあなたはどうする?

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

日常の何気ないひとコマ。あなたならどうしますか?

ということで、今日は、日常の何気ないひとコマ。についてお伝えしたいと思います。

それは、先日訪問カウンセリングに出かけたときのことです。駅のホームで電車を待っていた時に4,5歳の子どもを連れたお母さんが、私と同様にホームで電車を待っていました。普段であれば特に気にするようなことではない、よくある風景なのですが、私は少し気になりました。何故かというと、子どもが興味深い行動をとったからです。

先日訪問カウンセリングに出かけた時のホームで出くわした子どもの興味深い行動

電車がホームに入ってきたときに、子どもが靴ひもを結びだしました。まだ覚えたてらしく、なんとも手際悪く結んでいます。そうしているうちに、電車がホームへ到着し、電車のドアが空きました。しかし、まだ結び終わる気配は全くありませんし、子ども自身も焦っている様子はありません。

あなたがもしお母さんの立場なら、どうしますか?

子どもがとった興味深い行動に対して、お母さんがとった行動とは?

  • 「電車に乗ってから結びなさい」
  • 「結んであげるからちょっと貸して」
  • 「急いで結びなさい」

など子どもに声けをする方が大半ではないでしょうか。

私も本当はその電車に乗ろうと思っていたのですが、成り行きを見守りたく、電車に乗らずにその光景を見ていました。

お母さんは何も言わず子どもを見守り、子どもは真剣に靴ひもを結んでいます。そして電車のドアは閉まり、次の駅へ向かって行ってしまいました。
その1分後くらいに子どもは何とか結び終わり、お母さんが「きちんと結べたね。」と子どもに声をかけ、子どもが「うん。」とこれ以上ない笑顔でお母さんに返事していました。

子どもの主体性を育てるために大切なこと

カウンセリングの場でもよく話すのですが、子供の主体性などを育むには、子どもの優先順位を操作しないことが大切です。
今回の場面でも普通は電車に早く乗せたいですよね。しかし子どもは靴ひもを今結びたい。
こういうときに待ってくれる親であれば、子どもは非常に安心感を持つと思います。

次回この話に関して詳しく書きたいと思います。

※子どもが安心感を持つために親御さんが取るべき行動とは

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