「子どもを見守りましょう」は何もしなくていいの?現状の不登校支援に不安を感じている親御さんへ
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
冬の寒さもすっかり遠ざかり、最近はすごしやすい日が多くなってきましたね。
さて、今回は「子どもを見守りましょう」という不登校支援について考えていきたいと思います。
不登校支援。「子どもを見守りましょう」という対応でいいの?
不登校支援センターに来談される親御さんからの質問の1つにこんなものがあります。
「スクールカウンセラーや心療内科の先生からは、子どもを見守りましょうと言われます。本当に私たちは何もしなくていいんでしょうか・・・。」
ここでの「見守りましょう」とは、今は子ども自身が疲れているので、本人のエネルギーが貯まるまで見守ってあげましょう、ということのようです。この時、親御さんとしては以下のような不安な思いがあるかもしれません。
- いったいいつまで見守ったらいいの?
- 見守って、それでそれからどうすればいいの?
- 見守っていたら、子どもは勝手に学校へ行くようになってくれるの?
専門家に言われたように子どもを見守っていても、子どもが動かずに日々が過ぎ去ってしまえば、親御さんとしては不安がどんどん募ってきてしまいますよね。
まずは子どもの状態を知るということが大事です
子どもの為に何か自分達ができることをしてあげたい・・・と思っても、子どもが今どのような状態なのかがわからないと、何をどうすればいいのか分からず、迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。
「見守る」という行動には、ただ何もせずに子どもの様子を見るということではなく、まずは子どもがどういう状態にあるのかを把握するというような目的もあります。私たち不登校支援センターのカウンセラーは、子どもへ適切な時期に適切なアプローチをしていく為に、子どものことを把握していくことをとても大切にしています。子どもの状況や状態に応じて、何が効果的で何が逆効果になってしまうかを見極めることは大切です。そして、子どもの状態をきちんと把握することで、それぞれの子どもにあわせた支援計画を立てていくことができるのです。
最後に・・・
- 子どもが今現在どのような状態なのか
- どのようなアプローチが効果的なのか 等
少しでも迷われたら私たちカウンセラーにご相談ください。
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