【ゲーム依存の治し方】子どもがゲームに没頭する理由
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今回は子どものゲーム依存について、一緒に考えていきたいと思います。
子どもがゲームばかりする。そこに隠された心理とは?
最近ではスマートフォンでもゲームができるようになりましたよね。専用のゲーム機がなくてもゲームをプレイすることができるので、少し前に比べると、さらにゲームを手軽に誰でも楽しむことができるようになったように感じます。
不登校の子どもは一日中ゲームをして遊んでいる状態であることも少なくありません。親御さんとしては、子どもが学校に行かずにゲームばかりしている姿を見ると、
「そんなにゲームばかりしていて大丈夫なのかな?」
と不安に思われることもあるのではないでしょうか?
なぜ子どもはゲームに没頭するのか?
子どもにとってゲームとはただ「楽しいもの」ではなく、「現実から逃避できるもの」として機能していることが少なくありません。
ゲームに没頭している時間は考えたくないことを考えなくて済む
このような気持ちから、どんどんゲームをする時間が長くなっていきます。やはり不登校の子どもは、普段の生活の中で大きな葛藤を持ちながら過ごしているので、特にこの傾向が強くなっていくでしょう。
また、戦闘がテーマのゲームなど、激しい種類のゲームを好む子どもは、普段の生活での吐き出せないストレスをゲームをすることで発散しているとも考えられます。
ゲームは子どもにとって100パーセント悪いものか?
子どもにとってゲームは
- 現実逃避ができる
- 普段の生活のストレス発散することができる
といった機能を持っているということをお伝えしました。それでも子どもが毎日ゲームばかりをしていたら親御さんとしては心配ですよね。
では、「ストレス発散としてゲームを使っている」という目的から、ゲームが子どもにとって100パーセント悪いものなのかを考えてみましょう。
例えば・・・
ストレスの発散方法として人や物に当たる人もいますよね。人や物に当たってストレスを発散する手段を子どもがとってしまうことを考えると、それはとても悲しいことです。親御さんとしても、人や物を傷つける子どもになってしまうことは本意ではないですよね。
そう考えてみると、子どもがゲームを使ってストレスを発散することは1つの方法として、100パーセント悪いものとは言えないかもしれませんね。そして急に子どもからゲームをとりあげてしまうこと自体も、子どもにとって新たなストレスの要因になってしまうことが考えられます。そのため子どもからいきなりゲームを取り上げてしまうことはあまりお勧めしません。
子どもが何にストレスを感じているのか、まずは親御さんが子どもの思いに耳を傾けてみてください。
- なぜゲームに没頭しすぎるのか
- どうしたら改善するのか
これらが分かれば、子どもへの理解が進み、関わり方を考えていくことができます。
思い悩まれたときや、判断に迷われたときは、カウンセラーにご相談ください。
カウンセラーの第三者としての視点を入れることで、思いもよらなかった新たな発見があるかもしれませんね。一度、不登校支援センターのカウンセラーに子どもの様子を話してみてください。しっかりとお話を聞かせていただき、子どもにあった支援方針を一緒に考えていきましょう。
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