子どもが始業式に「行けたから安心」「行けなかったから落胆」している親御さんに知って欲しいこと
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
新学期が始まりましたね。社会人生活も長く過ごしていると、季節を感じることの新鮮さが薄れてくるような気持ちになったりすることもあるのですが、なぜかこの新年度の始まりだけは気持ちがパリっとするような気がします。
さて、今回はそんな新しい1年の始まりを迎えた親御さんへ向けてブログを書いていきたいと思います。
子どもの行動に「一喜一憂」していませんか?
4月は新入学やクラス替え、新しい先生やクラスメイト。先輩や後輩ができたり、子どもたちにとっても変化の大きい時期ですね。
親御さんにとっては、毎日が戦々恐々・・・なんていう方も少なくないんです。
- 始業式から子どもが一気に登校を始めました。もう安心です。
- 始業式に行けなかったんです。また不登校の毎日が始まります。
こんな親御さんの声をよくお聞きします。さて、ここでひとつお伝えしておきたいことがあります。それは・・・
どちらも注意すべきことがありますよ!!
ということです。
始業式から登校を始めた子どもと始業式に登校できなかった子ども。どちらも注意すべき理由とは?
- 始業式に登校した子どもに「もう1年間安心です」
- 始業式に行けなかった子どもに「やっぱり無理だったか」
どちらも1回の行動の結果だけで判断するのは要注意です。
一喜一憂する気持ちというのは「そのときの結果はこの先も変わらないと判断してしまっている」状態ではないでしょうか。1年は365日、1日を100%と考えることもあれば、365分の1と考えることもできます。心にゆとりを持って、子どもに対してプラスの目を向けていきたいですね!
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