親子間のコミュニケーションにおいて大切な「たった1つのこと」
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今回はご家庭でよくある、親子間のやりとりから、親子間のコミュニケーションにおいて大切なことについて考えていきたいと思います。
家庭でよくある、親子間のやりとり
子どもが
- 宿題していない
- 朝起きない
- 片づけない
という行動をとった時、親御さんが子どもに対して
- 「なぜできないの?」
- 「早くやりなさい」
と声をかけることは、よくある光景だと思います。
それに対して、親御さんが注意したように子どもが動いてくれると苦労はないですが、スムーズにいかないことも多いかと思います。言う事を聞かない子どもに、少し疲れてきた親御さんも多いのではないでしょうか。
反対に、注意された子どもはどう感じているでしょうか?
おそらく注意された子どもは
- 出来ていないのは分かっている
- やる気がなくなった
- 問い詰められている 等
感じていることがほとんどです。このままでは、行動にうつさない子どもの気持ちが親御さんには分からないままですし、自ら取り組む意欲も子どもは下がっているかもしれません。さらに、子どもに対して「自分のことは自分で出来るようになってほしい」と感じている親御さんの気持ちも子どもにきちんと伝わっていない場合が多いです。
親子間のコミュニケーションで大切なことは
- 子どもは、伝えた内容をどう受け取ったか
- 子どもが思っていることを言いやすい雰囲気か
といった子どもの視点に立つことです。
もし、親御さんご自身が
- 「何で出来てないんだ?」
- 「何回同じことを言えばわかるんだ?」等
言われた場合と
- 「出来ない問題があるとやりたくないよね」
- 「実際にやってみるのは難しいね」等
言われた場合ではどちらが頑張れそうでしょうか?おそらく後者を選ぶ方が多いのではないでしょうか?出来ていない気持ちを相手は分かってくれている、手助けしてくれそうだなと感じやすくなりますね。
最後に…
視点を変えてみたり伝えたい言葉を工夫してみたりすると、子どもに言葉が届きやすくなります。
ただ、子ども1人1人個性が違うので、自分の子どもに対して、どのように言葉を伝えていけば良いのか、当センターのカウンセラーと一緒に考えていきましょう。
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