不登校の子どもにオススメなのは「有言実行」と「不言実行」のどっち?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今回は「有言実行」について考えていこうと思います。
「有言実行」と「不言実行」の意味を知っていますか?
「有言実行」に関連する言葉として「不言実行」があります。改めて、それぞれの意味を辞書で調べてみました。
【有言実行】「一度口に出して言ったことは必ず実行すること。」
【不言実行】「あれこれ言わずに黙ってするべきことをしっかり行うこと。」
不登校の子どもにオススメなのは、「有言実行」と「不言実行」どっち?
日頃、あなたは有言実行と不言実行のどちらをしているでしょうか?日本人の気質からすると、不言実行を好む人の方が多い気がします。
また、有言実行という言葉は、不言実行をもじって作られた語だそうです。そのため、一方が正解で、他方が不正解、というものではありません。それでもあえて言うのであれば、不登校で苦しんでいる子どもには有言実行をオススメします。
必ずしも口に出さなくてもいい
有言実行の具体的なやり方は以下のようなものがあります。
- 親御さんに直接口で伝える
- 親御さんにメールやラインなどで伝える
- 自分の部屋に言葉を書いた紙を貼る
- スマホの待ち受け画面やメモに書いておく
必ずしも子どもが親御さんに面と向かって発言する必要はありません。それよりも大事なことがあります。
大事なことは「言語化」してみること
子どもに変化が見えないからといって、子どもが何も考えていないとは限りません。子どもなりに苦しみながら、どうにかしたいと思っているかもしれません。しかし、残念ながら、そのモヤモヤした思いが形にまとまらないことがほとんどです。
大事なことは、子どもが自分の思いや考えを「言語化」することなのです。そうすることで思いや考えが明確になり、また、言語化していく過程で整理が進んでいきます。
最後に・・・
ただ、言語化することが苦手な子どもも多いかと思います。そうすると、子どもが空回りする状況が続くことになりかねません。
そういった場合は、お気軽に初回無料面談にお越しください。現状の把握、子どもが抱えている課題点を一緒に検討していきましょう。
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