不登校克服に向け新学期を迎える「今」準備すべきこととは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
徐々に日が長くなってきましたが、寒さはまだ厳しいですね。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけてくださいね。今回は「この時期の今、何をすべきか?」についてお話いたします。
今回のブログのタイトルはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、1月に当センターで行ったセミナーのタイトルにかなり近いものです。セミナーの内容を少々踏まえてお話いたしますね。
新学期に向け「今」準備すべきこととは?
- 進学や進級に伴った物理的な準備
- 勉強の遅れを取り戻すための取組み
- 生活習慣を整える
- 少しずつ学校へ行ってみる
- 身だしなみを整える
- 外に出る
等のことが考えられるかと思います。
これらの事は確かに重要であり、カウンセリングで実践しているケースもあります。ただ、ご家庭で実践してみても効果を感じられなかったり、なかなか実践することができない、という声をセミナーや面談の際に親御さんから多く聞きます。
では、いったいなぜ上手くいかない(出来ない)のでしょうか?
考えられることは2つです。
- 子どもの気持ちが伴っていないこと
- 子どもの特性に見合っていないということ。
何かを取り組むにあたり、実践するのは子ども自身ですので当事者の子どもの気持ちが伴っていなければなかなか上手くいきませんし、子どもの特性に見合った支援が出来ていないと、効果はさらに期待できないでしょう。
このようになかなか上手くいかない時、多くの親御さんやご家族の方からは子どもに対して、「何とかしてあげたいのに上手くいかないことや効果が出ないこと」に
- 落胆
- 憤り
- ストレス
を強く感じている方が多くいらっしゃいます。
その様な親御さんの何とかしてあげたいという気持ちを、少しでも多く実りあるものとしていただきたい。これが私の率直な気持ちです。
そのために、「今」何ができるのか?
- 子どもの気持ちと、ご家族の皆さんの気持ちを確認する
- 親子関係をより良いものとする
- 子どもの言葉に隠されている気持ちを考える
- 子どもの特性を改めて考えてみる
- 親御さんの気持ちを整理し、支援をしやすくする
- 第三者に相談する
- 学校での子どもの様子を確認してみる
等のことが、できることの一例です。
そのご家庭の状況によって、できることをもっと具体的にすることも出来るでしょうし、選択肢も増えてくるでしょう。その選択肢の中から、優先順位を考えて子どもと共に取り組んでいくことが大切です。
上手くいかない時にはまず、第三者に頼ってみる事で突破口を空けるきっかけにもなります。そのため、
- 「何も出来ない。」
- 「上手くいかない。」
といったことがあるのであればまずは動きましょう。
「保留」という選択肢に前進はありません。そのためにまずは不登校支援センターにお越しいただければと思います。
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