カウンセラーが教えるコミュニケーションで大切な言葉の選び方①
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
本日は、カウンセラーがカウンセリングを行うにあたって気を付けている、コミュニケーションについて書いていきたいと思います。
コミュニケーションで大切なことは言葉の選び方
以前のブログでコミュニケーションとは対人スキルの一部であって、コミュニケーション能力がなくても、行動に支障が出なければ問題は無い、と書いたことがあります。ただ、日常生活で最低限のコミュニケーションは必要ですし、カウンセラーの仕事では必須のものです。
私が普段仕事で接する方は、
- 小学生から大学生
- 親御さん
- 学校関係者
- 社会人
などです。社会人の方に対してや会社に行ってカウンセリングなども行うので、その会社の経営陣、人事の方など、世代も立場も様々な方と接します。いろいろな方と接するために考えるなければならないことは、コミュニケーションのとり方であり、その中でも言葉の選び方が重要です。
「責任」という言葉を例にとってみると・・・
辞書的な意味合いは小学生でも知っています。「責任をもって頑張りなさい」と言われた時、皆さんはその「責任」をどういう意味合いで捉えますか?
責任といっても、そもそも責任をとる気がないタイプであれば、言葉の意味は分かっても全く響きませんし、責任感が脅迫概念みたいになる子であれば「しっかりやれないと評価が下がる」など必要以上に考え出します。
カウンセリングにおいてのコミュニケーション
カウンセリングでは、
- 責任
- 義務
- 権利
- すごい
- おもしろい
- 上手
等の基準が分からない言葉に関して、その相手の事が分からないときは出来るだけ使いません。
よく社会人教育で「自分はこう言ったつもりです」ではなく「相手がどう受け取ったか」が重要とよく教えられます。まさしくそのとおりで、ミスコミュニケーションがおきやすい最大の要因になります。一度コミュニケーションをとりづらい相手は、言葉をどう理解しているかを確認する事が必要でしょう。
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