電車通勤ではなく自転車通勤する目的と子どもの価値観について
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
寒い冬になり、自転車で通勤する人の姿がめっきり減ってしまいました。私はどちらかというと寒さに強い方なので、寒風吹きすさぶ中でも嬉々として自転車に乗って通勤しています。さて今回は人の持つ価値観や思い込みについて、私が自転車通勤をする目的のひとつを題材にして考えて見ましょう。
私が電車通勤ではなく自転車通勤をする目的は
「寒いのに大変ね。」とみなさんおっしゃいます。しかし私は、電車通勤の方がストレスを感じるのです。
私は冬の雨の日はやむなく電車で通勤するのですが、寒い中歩いて駅に着くと体はすでに温まっています。そして人の多い暖房の効いた電車に乗ると、当然汗だくになります。もうそこで私の不快度は最高レベルに達してしまうのです。その状態で20分間電車に乗り続けるので、汗は止まりませんし小心者の私は通勤ラッシュの中、コートを脱ぐ勇気もありません。その結果、電車の中に顔を赤くした中年男性が汗だくで、不機嫌そうにつり革につかまっているという構図が出来上がります。
「それぐらいなら他人に迷惑をかけてないから別にいいじゃないの?」と思われる方が多いのではないでしょうか。いえいえ、先ほど書いたのですが私は小心者なのです。
- 汗臭くなってないだろうか?
- 周りの人を不快な気分にさせていないだろうか?
- 気持ち悪がっているに違いない。
といった考えに縛られてしまうのです。私が自転車で通勤をする目的のひとつは、
- 「嫌な思いを避けたい。」
- 「嫌な思いをさせたくない。」
というものがあるのかもしれません。しかし当然他にも、
- 「運動不足の解消。」
- 「自転車に乗ることが好き。」
という目的もあります。しかしながら、「嫌な思いを避けたい」「嫌な思いをさせたくない」という目的が電車で通勤しないという行動を決定する要因の一つではあります。
子どもの価値観を探すことが大事
普通に電車通勤している方たちからすれば、
- 「なんだそりゃ、工夫すればいいじゃないか。」
- 「少しぐらい我慢すればいいじゃないか。」
という言葉が聞こえてきそうです。しかし、私とっては耐え難いことなのです。
私の通勤に対する考えを子どもとして、みなさんの意見をご両親の立場として置き換えて考えてください。どうでしょう、自分の立場から子どもに対して色々と意見や指示を出してはいませんでしたか?
学校に行かない子どもにも価値観はあります。子どもはどんな想いなのか、その想いで困っているポイントは何なのか。一緒に探してあげることも大事なことのひとつでしょう。
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