「ゲームに勝てなくてイライラする!」子どもとコミュニケーションをはかるコツとは?
こんにちは、不登校支援センター横浜支部の安則芳郎です。
本日は子どもとコミュニケーションをはかる上でのちょっとしたコツについてお伝えしていきたいと思います。
「ゲームに勝てなくてイライラする!」と言う子どもに対して、皆さんならどう受け止めますか?
「ゲームに勝てなくてイライラする!」
さて、「ゲームで勝てなくてイライラする!」と言う、この子どもの気持ちに寄り添う上では何が大切になってくるのでしょうか?
- イライラするのね
- 勝てなくて悔しいのね
- ゲームやるから余計イライラするでしょう
などなど、色々なセリフを思い浮かべることも出来ると思います。この答えに正解不正解はないのですが、この子どもに寄り添うためには「この子どもの感情をより明確にする」ことが大切です。
感情を明確化するとは?
先ほどの例では「ゲームで勝てなくてイライラする」とだけ子どもは述べており、本当のところ何に対してイライラしているのかがまだ明確ではありません。
例えば・・・
- ゲームで勝てなくて「自分の力のなさ」にイライラしているのか
- 一緒にゲームをプレイしていた人の「下手さ」にイライラしているのか
- ゲームソフトの「無茶な設定」への(運営サイドへの)イライラなのか 等
ひとえに「ゲームでイライラする」という言葉の中にも様々な思いが込められいます。
感情が明確になってくると・・・
感情を明確に吐き出すことができ、その感情を「分かってくれた」と子どもが相手に対して思うと、その相手に対して大きな信頼を寄せていきます。
親子間コミュニケーションの中にも「感情を明確化する」ということを取り入れてみると今まで以上の信頼関係が構築されていくことと思います。上記の例で言えば、「イライラってどんなイライラ?」と聴いてみてあげることが感情を明確化するコミュニケーションをはかる上で最も効果的なやり方といえるかもしれません。
関連ワード: イライラ , ゲーム , ゲームに勝てなくてイライラする , コツ , コミュニケーション , 不登校支援センター横浜支部 , 信頼関係 , 子ども , 感情 , 感情を明確化