子どもの現状を理解する為に必要な親の視点は、子どもが学校を休んだ時の家での過ごし方…
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今、このブログを読まれている親御さんの中には、
- 完全不登校の子ども
- 行ったり休んだりの五月雨登校をしている子ども
- 最近休み始めたばかりの子ども
- 休むようになって長期間経っている子ども 等
がいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
本日は、子どもの現状を理解するために必要な視点の話をしたいと思います。
注目すべき視点とは?
もちろん状況にもよりますが、子どもの活動量が少ないケースが多いかと思います。
同じような毎日を繰り返しているケースもあるかと思います。そうだとすると、親御さんとしては心配が募るばかりですよね。そこで注目してほしいのは、子どもが学校を休んだ日の家での過ごし方です。
子どもは「休めている」でしょうか?
子どもはどんなことをして過ごしていますか?落ち着いていますか?ソワソワしていますか?
大事なことは、子どもが「休めている」かどうかです。風邪で欠席した場合、お薬を飲んで睡眠を取りますよね。
それと同じように、肉体的、精神的に、休めている場合と、そうでない場合が考えられます。
子どもの学校への思いは?
休めている場合・・・
- コンディションを整える
- エネルギー補充
という点で望ましい形となります。反面、子どもの欠席への罪悪感が薄くなっている可能性もあるので、少し注意が必要です。
休めていない場合・・・
例え欠席を続けていても、子どもにとって、苦しい時間が続いていることとなり、なかなか目に見えた回復は感じ難いでしょう。しかし、それは、子どもが学校のこと、来たるべき復学のことを意識しているという意味では、むしろ悪くない状況とも言えます。
今、必要なのは・・・?
休めているのが良い、休めていないのが悪い、という話ではありません。
今、必要なのは、
学校に行くことが難しくなっている子どもの、学校への思いを知ること
です。
それを知るために、子どもの家での過ごし方を意識して観察して、子どもの様子や雰囲気などを感じとってみてください。そこに何かしらのヒントがあると思います。
なかなか判断が難しい場合には、いつでも不登校支援センターへご相談にお越しください。一緒に検討していきましょう。
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