子どもが親や先生の求めている言葉を言ってしまう理由
こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。
カウンセリングをしていると度々、このような家族のやり取りについて伺います。
家庭での会話
子:「明日は学校に行こうかな」
親:「明日は何時に起こせばいいの?」
子:「7時かなー」
よくある普通の親子のやり取りですが、翌日、子どもは起こしても起きず、朝から親子喧嘩がスタートします。
親御さんは怒りや憤りなどを抱え、
- 子供が嘘をつく!
- 私たちを困らせようとしている!
とカウンセリングにお越しいただいた時に話されます。このような家庭内のやり取りは不登校の傾向を持つ子どもだけでなく、一般的に親子間でよくある会話のやりとりかもしれませんね。なぜこのような問題がおきるのでしょう?
そこにはある子どもたちの想いがあるのです。そして、そこに子どもたちの特徴が見えます。それは・・・
私たち(親、先生、カウンセラー)の求めている言葉を言ってしまうこと
です。
子どもが私たちの求めている言葉を言ってしまう理由
親御さんが子どもに対して「学校に行ってほしい」という思いを持っていることを、子どもたちは良く知っています。そして学校の先生の思いも、良く分かっています。だから我々の望んでいるであろう言葉を子どもは言いがちになるのです。
しかし、ここで大事なのは子ども本人の真意です。そこに目が行かないと親子間、先生等とのトラブルになりがちです。
子どもの性格、そして言動について今一度、考えて頂ければと思います。
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