不登校解決現場レポート子供の心理学

映画をどんな手段で観るか

こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

みなさん、映画はご覧になりますか?先日、私は映画館で映画を観てきました。

映画をどの手段で観るか

世の中、便利になってきましたよね。映画は映画館で観なくても、DVDをレンタルして家で観ることもできますし、近頃ではパソコンやスマホで観ることもできます。

みなさんはどの手段で映画をご覧になることが多いでしょうか?

それぞれの特徴は・・・

手段ごとの特徴を考えてみました。

映画館で観ると・・・

迫力のある大画面や大音量で映画を楽しめます。一方、料金が高く、映画館まで出向く手間があります。

DVDレンタルで観ると・・・

慣れ親しんだ自分の家で映画を楽しめます。場合によっては、映像特典や音声特典などもありますね。ただ、借りに行く時はそう感じなくても、返却に出向くのは面倒かもしれません。

パソコンやスマホで観ると・・・

料金や手間が一番かからず、最もお手軽に映画を楽しめます。しかし、画面が小さかったり、音質が良くなかったりします。

あえて「おススメ」を挙げるならば・・・

映画を観る手段は多数あり、どれも一長一短なので、みなさんご自身の優先事項を考えてお決めになっているかと思います。それでも、あえておすすめを挙げるならば、映画館で観ることをお勧めします。なぜならば、外出機会となるからです。

不登校をしている子どもたちは、外出機会が少なくなりがちです。学校に行かないので毎日の登校がいらなくなり、また、出かけようとすると、同級生や周囲の人からの目などが気になり、外に出たがらなくなることが多いです。そうなると、外に出ない日が少しずつ増えていきます。

外出機会が必要な理由とは

家にいることが悪いわけではありません。エネルギーが枯渇しているならば、無理に動かない時間も必要です。

しかし動ける状態であるなら、外出することは大事だと考えています。

  • 外出することで、着替え、身支度などをする。(外出機会がないと1日中寝巻きのまま、なんて日もあるかと思います。)
  • 外出することで、社会との接点を保つことができる。(ずっと家にいる場合は、基本的に家族以外の人との交流がありません。)
  • 外出することで、外部からの刺激を受け取れる可能性がある。(例えば、たまたま本屋ですれ違った同年代の子を見ることが、今の自分の現状を振り返るきっかけになるかもしれません。)

このように、外出機会は不登校の子どもにとって様々な意味を持ち得ます。

最後に

映画の話はあくまで一例です。外出機会を多く作ることが大切なのです。

例えば、家族で外食に行く、でも良いです。子どもが好きなマンガを一緒に買いに行くのも良いでしょう。もし、現状に煮詰まっているようであれば、外出機会を作るアプローチを意識してみてください。

また、アプローチしても全然乗ってこない子どももいると思われます。頑なに外出を拒否する場合もあるでしょう。

それらの場合、その姿勢自体が、今の不登校の理解をするヒントになることが多いです。

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